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50代転職日記 #2

ビズリーチは必要最低限の情報だけを入力して申し込むと、登録内容に不備があるため入会出来ないとの連絡があった。もう一度職務経歴書の修正などを行ったら、キャンペーンなどの適用で月額費用の負担無しで利用できることとなった。
JACにもフォームに従って入力を行ったが、現職の年収が500万円からしか登録できず、それに満たなかったので空白で提出をした。
ビズリーチもJACもある程度以上の年収でないと登録出来ず、問い合わせをしたら過去の最高年収で登録させてもらえた。これだと最初の段階であきらめる人も多くいるだろう。
登録完了後すぐにエージェントから連絡があり、最初のWeb面談が設けられた。
最初に面談をしてもらったコンサルタントの方に、職務経歴書を見てもイマイチ何をしている人かわからないので、もう一度書き直すように言われた。
社会人を30年近くやっていると、経歴として書くことは山ほどあるが、全部を入れ込んでも見る人からは「?」となってしまう。これからやりたい仕事にストーリーが繋がるように不要なものは思い切って省くかメモ程度に留めて自分なりにメリハリをつけた経歴書に書き換えた。
そのコンサルタントから私のようなゴミ求職者にぴったりな求人がございます!と提示があった。
某大学の経理部長だ。さすがはハイキャリアが得意なエージェントだなーと感心していたら、
「この求人につきましてはPieさまにお伝えせねばならないことがございます」と神妙な面もちで告げられた。
「まず、学校の事務ということになりますので、月に1回から2回、土曜日の半日出勤がございます」
年間休日72日のストロングスタイルが染み付いた私からすると、何てことはない。むしろ半休いただけるんですかと言いたいくらいだ。
「それと、こちらの求人は3年間の有期雇用となります」
え!そっちの方が重要じゃない?最初からコンサルタントが半笑い(に見えた)なのはそれだったのか。にしても経理部長が契約社員ってどんだけ人を信用してないのか。
とにかく丁重にお断りしてWeb面接を終えた。そのエージェントに相応しい求職者にはとてもじゃないけど紹介できない求人だ。まーそうだよなー、私のスペックぐらいじゃなきゃ怒られそうだもの。
ただ、このコンサルタントの指摘通り修正した職務経歴書のおかげでこのあとの転職活動に弾みがつくことになる。

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