地層観察
地層観察学習に行った。
アクセスしやすい距離に路頭があり、見どころ満載といった様相。
松本伝十郎の記念碑などもあり、宗谷岬での景色を思い出しながら感慨に浸った。
それでも子どもたちが関心を持つかはそれぞれである。
斜面を登って楽しむ生徒や、ひたすら移植ごてで土いじりする生徒もいる。
既習事項に関連させて、興味をもてるような導入を、とか考える。
が、その発想が関心が幾分ある生徒対象なのだろうなと思う。
海岸付近の観察では、
「あ、カニがいる!」とか「ハングルのコイン拾いました!」なんて言って持ってくる生徒がいる。
こちらが提供したいと思う情報と、彼らが発見するものや生じる問いは一致しないことの方が多いということを突きつけられる。
フィールドワークで外界との関わりで生じる問いがなかなか活かせず、探究とはどこへやら状態ではある。
公立学校のシステム上、難しいのだが「本人が選んでやっている」という状況こそが学びに向かう上で重要なのだろうと改めて思う。