羽毛布団を敷かないで
「今年は秋が存在しない」と言えるくらいに急に寒くなってきた。
つい先日まで、日中に半袖で歩いている人をチラホラ見かけていたと思ったら、
ここ数日は「あたたかみのある服」を探し回っている人が多いように思う。
確かに、ふわっとして身体を包み込んでくれるような服が恋しくなる時期だろう。
そして服に限らず、布団なども軽くて暖かい羽毛布団が欠かせなくなってくる。
朝方には「布団から出たくない人たち」が急増するのが容易に想像できる。
そんな冬をお迎えする前段階で、わが家ではある問題が発生している。
それは「パパの布団がない問題」
実際には人数分の布団はあるのだが、パパの布団が子供たちに奪われてしまった。
特に4歳の息子はかなりの寒がりのようで、
彼の周りには毛布が2枚と薄めの布団が冷気を遮るかのように配置されている。
そして極めつけは、「羽毛布団を敷く」という行為だ。
ただ、どうやらこれが最高に温かいらしい。
わたしも試しに羽毛布団に寝転んでみたのだが、確かにこれは気持ちいい。
下からの突き上げ感もないし、やさしく包みこんでくれるような感覚。
そして何といっても床側があたたかい。
どうやら息子は、布団に包まることを繰り返すうちにこのことに気がついたらしい。
そしてそれ以来、わたしの羽毛布団は息子の敷き布団になっている。
私は、こんなんで冬になったらアナタどうするんだよ・・・と思いながら。
まぁ、奪われたものは仕方ない。
羽毛布団は帰ってこなさそうだから、新しい布団でも買おうかと思う。
ただそれを都合の良い理由にしているだけなんだけれどとも(笑)
そういえば、布団は自分で買ったことがなかったな。
妻が親に買ってもらったり、実家からゆずってもらっていたから自分で買うことがなかったとも言える。
なので布団に関しての知識は「ゼロ」だ。
買うことがなかったから、布団に関心を向けることがなかった。
だからこそ、必要なものとしてと認定されたものを調べることにワクワクする。
これで今季はあたたかく快適に過ごせるのだと胸を高まらせて。
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