ヨシタケシンスケ展かもしれない@そごう美術館
いつも会期ギリギリに行く傾向にありますが(笑)、今回も最終日になっちゃいました。絵本作家のヨシタケシンスケさんの展覧会へ行ってきました。
ヨシタケさんといえば、たくさん作品がある中で、私が初めに出会ったのはデビュー作の【りんごかもしれない】でした。
「もしかしたらこれは、りんごじゃないのかもしれない」の疑問から始まり、その疑問が壮大な想像となっていくのです。ヨシタケさんの独特なタッチの絵と共にたまにクスッと笑えるストーリーが楽しくて、どんどんページをめくってしまいます。
絵本と聞くと子供が対象のイメージですが、大人でも十分楽しめる、そして時には考えさせられる、貴重な1冊との出会いでした。
そんなヨシタケさんの「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を楽しみにしていました。(だったら早く行けばいいのに!)
最終日というのもあってか、平日なのに結構賑わっていました。
圧巻だったのが発想の源のメモ。
そして各所に遊び心が満載。
作品の原画や、アイデアスケッチもたくさんありました。この展示会の構想メモもA4用紙で70枚以上も用意されたそうです。
そして絵を描く前は立体作品も製作されていたとの事で、その作品たちや、アンティーク店で購入した道具類、海で拾ったものなども展示されていました。
立体目線? 本の並べ方が独特です。
「〜かもしれない」のフレーズがユーモアいっぱいに並べられていて、ショップの前にも。
展示の最後は「あなたのみらいはこれだったかもしれない」
との事なので早速1枚。
楽しい展示会の締めはいつも図録を購入しています。500ページ近い図録はまるで辞書のようです。読み応え(見応え)のあるボリューミーさですが、これがまた楽しいのです。
この図録をみながらもう少し余韻を楽しめそうです。