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「『住』を豊かに」 PICKのCEOが語る、PURPOSEに込めた想い

こんにちは!株式会社PICK(以降、「PICK」と記載)の藤井です。
社員インタビュー第4弾となる今回は、PICKの代表取締役社長 兼 CEOである普家 辰哉(ふけ たつや)にインタビューを実施しました。
起業に至った経緯やPICKで実現したい世界観について、熱い想いを赤裸々に語ってもらいましたので、是非チェックしてみてください。

普家 辰哉(ふけ たつや)
株式会社PICK 代表取締役社長 兼 CEO
大学卒業後、新卒で積水ハウス株式会社に入社し、8年間住宅営業として従事。
その後、不動産業で起業。
スモールビジネスを3年間経た後、PICKを創業しスタートアップに転向。


キャリアについて

ー これまでのキャリアについて教えてください

新卒で積水ハウスに入社して、8年ほど営業職として働いていました。メインで扱っていた商材は戸建住宅です。
多くの方にとって、住宅の購入は「人生で一番高い買い物」になります。自分を信頼して「住宅購入」という大きなイベントを任せてくれたお客さんの期待に応えるため、とにかく必死で働いていました。
大変なことも多かったですが、「理想の住まい」を手に入れて喜ぶお客さんの姿を近くで見ると、他では得難い達成感・充足感を感じて、どんどん仕事が楽しくなり、のめり込んでいった結果、ありがたいことに全国トップの成績を納められるようになっていました。
仕事にやりがいを感じる一方で、過去に住宅を購入いただいたオーナーさんの数が増えるにつれて、住宅購入以外の不動産に関する相談を受ける機会が多くなり、ハウスメーカーという業態ではご相談に乗ることが難しい場面が増えてきたため、独立・起業という道を選びました。

信頼を寄せていただいていた多くのオーナーさん達のご支援もあり、事業はすぐに軌道に乗り、とても忙しくなりました。
一方で、その信頼に応えるためにお客さんと向き合えば向き合うほど、事務作業に追われて満足いく仕事の質を担保することが難しいというジレンマを感じることにもなりました。独力の限界を感じたんです。

積水ハウス在籍時にも同じような感覚は抱えていましたが、独立をして小さな組織になったことで、より明確に不動産・建築業界の業務環境や仕組みというものを意識するようになりました。
お客さんのことをしっかり考えて、幸せに出来る優秀な営業パーソンは当然ですが数が限られています。そういった人達が本質的な業務に注力出来る環境を創り出すことができれば、業界全体、ひいてはお客さんのためになるはずだという想いが日に日に強くなり、PICKを創業してスタートアップに転向することを決めました。

PICKが目指している世界観について

ー PICKで実現したいことを教えてください

PURPOSEに掲げている「『住』を豊かに」を追求していきたいですね。
実現したいことが沢山あったので、この表現にまとまるまでかなり時間がかかって、社内でも長い期間をかけて議論しました。
今は結構しっくりきています。

「衣食住」って人間が生きていく上で欠かせないものです。不動産・建築業界はその「住」の部分を担っている産業なので、個人的にはとても尊い仕事だと思っています。
ですが、世間からは「労働環境が劣悪」というイメージを根強く持たれていて、就業先としての人気や人材の定着率はあまり良くありません。
実際、諸外国と比べて労働生産性が芳しくなく、構造的な問題を抱えているのが実情です。
今のままの状態が続けば、不動産・建築業界は産業として衰退して行ってしまいます。業界に良い人材が居ないということは、「住」環境を提供される側にとっても大きな損失です。
人生で一番大きな買い物をする時に、良質な提案を受ける機会すら存在しないのは不幸なことです。

私たちは、PICKでこの現状を変えるチャレンジをしたいと思っています。
ITの力を借りて労働環境を改善することで、不動産・建築業を世間の憧れの仕事にしていきたいですね。

ー 現状の取り組みについて教えてください

現在、「PICKFORM電子契約」・「PICKFORM案件管理」という2つのプロダクトを提供しています。
PICKの創業時期が、ちょうど不動産電子契約が解禁される時期と重なったこともあり、まずは電子契約の分野から取り組んでいくことにしました。
従来必要だった印紙代が削減されたり、契約者が遠方にいらっしゃる場合の契約が楽になったりと、お客さんからは嬉しい声を沢山貰っています。
自分も契約時の工数負担は過去に実感しているので、当時あったらかなり負担が削減されただろうなと、今更ながら羨ましく思います。笑

ー 今後の取り組み予定について教えてください

現在、住宅購入時の火災保険契約を電子化する製品の開発を進めています。不動産の電子契約分野から取り組みをスタートしましたが、私たちの目的はあくまで「『住』を豊かに」です。
不動産・建築業界は産業規模が大きく、とにかく関与する職種・人材の数が多いので、どこか一箇所を改善しただけでは、なかなか大きなインパクトは出せません。
PICKでは「Vertical All In One SaaS」という呼び方をしているんですが、不動産・建築業界にフォーカスするという軸をぶらさずに、実現場のあらゆる場面でDXをお手伝い出来るプロダクトをどんどん世に出していきたいと考えています。

求めている人物像

ー どんな人と一緒に働きたいですか?

不動産・建築領域に興味がある人と一緒に働きたいです!
実務経験の有無ではなく、純粋にこの領域に興味を持っているかどうかが重要だと思っています。
自分自身もそうですが、PICKには元々不動産・建築領域で働いていた社員が多く在籍しているので、ドメインに関する理解は入社後にいくらでも伸ばせます。
安心して飛び込んできて欲しいです。

最後に

ー 最後に、PICKへの入社を検討している方にメッセージをお願いします

私たちは、巨大でレガシーな産業の変革にチャレンジするメインプレーヤーになっていきます。
やれること・やりたいことは沢山ありますが、どれも決して簡単に実現出来るものではありません。
ダイナミックな事業への挑戦を楽しめる人を求めています!
一緒に業界の変革にチャレンジしましょう!

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