コンプレックスを毒にするか、薬にするか
出会い系サイトの住人Tです。
「バカだから」
「貧乏なんで」
「不細工だから」
何か指摘された際に、こうしたコンプレックスを盾にする人は「こう言えば許される」と心の底で思っています。彼らはバカや貧乏、不細工な自分を変える意思はありません。昔からある弱者の処世術なのです。
一方で「バカだから、人一倍勉強する」「貧乏だから、人より働く」「不細工だから、愛嬌で勝負する」と言える人は、弱者である状態から脱出できる可能性があります。それは自分の弱みを盾にせず、弱みを認めて改善する意思があるからです。
人より劣っている部分を克服しようとしたり、他の要素でカバーしようと努力するのは簡単ではありません。バチクソ疲れます。何なら自分の一番弱い部分に向き合うのって、一番避けたいことかもしれません。
でも疲れたということは、努力したという証明でもあります。
頑張って疲れたとネガティブにぼやく人がたまにいますが、人は「疲れる」ことに目を向けがちです。しかし、「頑張った時間」がそこにあったという事実でもあります。
大事な局面で「ここまで練習したから自分はできる」と自信を持って言える人間は本当に強いと思います。中島みゆきの「ファイト!」も、コンプレックスに負けそうになりながらも歯を食いしばる人間を賛美する歌詞だからこそ、多くの人の心に突き刺さります。
男性器が小さいor平均サイズの男性は前戯が上手く、巨根は下手という話があります。コンプレックスが無い男性は努力する必要が無いと思いがちな一方で、コンプレックスを自覚した人間は他の要素でカバーしている好例だと思います。
エロ冗談はこれぐらいにしておいて、、「○○だから」とコンプレックスを放置するのではなく、その弱みは自分を成長させるために与えられたスタート地点だと思ってみると、数年後には違う景色が見えているかもしれません。
昨日の自分、先週の自分、先月の自分、何かを始める前の自分より成長できたという実感を得るのも楽しいですよ。テーマは何だって良いのです。
ではまた!
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