短編 | 見られた
わたしの風呂は長いらしい。二時間くらい入るのは当たり前だと思っていた。体を洗ったり、シャンプーしてトリートメントしたり、湯船に浸かったり、冷水を浴びたりを繰り返す。風呂を出る前には、カビが生えないように熱湯をかけて浴室を掃除する。
着替える前にドライヤーをかけて、熱くなった体を冷やして汗がひいてきたら全裸のまま扇風機に当たる。ここまでやったら、二時間でも足りないくらいだ。
その日のわたしも、いつものルーティーンを済ませてから風呂を出てドライヤーをかけていた。
その時、人の気配を感じた。うっかり窓を開けたままだった。あわてて電気を消した。そっと顔を出し辺りを見回すと、ひとりの男が逃げていくのが見えた。
「あっ、あいつ隣りんちの息子だ」
…未完の小説
つづきのお話はこちら(↓)
#熟成下書き
#この後の展開が思い浮かばない
#途中で投げる
#つづきを書きたい人は書いてみてね
#ステルス個人企画
#カンナさん
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