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書きたいことと読まれるものとのギャップ

 自分が書きたいことを書いて、それが1番読まれるものならば幸せだろう。だが、たいていの場合、自分が格段の思いを込めて書いたものがほとんど読まれず、なにげに書いたつぶやきのほうが読まれやすい。note歴がそれなりに長い人なら誰でも経験があることだろう。

 何でこんなに一生懸命に書いたものが読まれず、こんな、しょうもない記事が読まれるの?、みたいな。

 そこで考える。じゃあ、自分の書きたいことを書くんじゃなくて、ウケやすいものを書こうかなと。
 noteをやってると「これはウケそうだな」「これはそんなに読まれないだろうな」ということはある程度わかる。

 一般的に、重い内容のものや、学術的なこと、政治・宗教ネタはあまり読まれない。
 よく読まれるのは、短い文のもの、平易なもの、日常的なものなどである。noteネタや文章の書き方といったテーマも読まれやすい。というか、本音を言えば、人のものを読むより、自分の書いたものが読まれることを望んでいるのではないか?

 それはともかく。。。

 「じゃあ、読まれやすいテーマを書こう」ということで、noteでnoteネタばかり書いている記事を見ると、読む前から飽きてくる。また、確かに「スキ」は付きやすいのだが、「それって私の書きたいことではないよね」という思いに駆られてくる。

 一概にnoteネタが悪いとは言わないけれども、noteでnoteネタばかり書いていてむなしくなりませんか?

 なんのためにSNSを始めたの?
 何を書きたくてnoteを始めたの?
 
 折に触れて考えてみたほうが良いでしょうね。

 小説を出版したり、売りたいのならば、主催者や出版社の意に沿うものを書くことが必要でしょう。スキが欲しいなら、スキが増えそうな内容の記事を書けばいいでしょう。

 だが、それが本当に自分の書きたいものではないならば、長続きはしないでしょうね。

 仕事としてnoteをやるなら、嫌なことだろうがなんだろうが仕事なのだから、どんなに嫌なことでもやらなければならない。けれども、創作することが楽しく、楽しむことが目的であるならば、書きたいことを書いたほうがいい。当たり前のことだ。

 アンケートをとったわけでも何でもないが、ここに集まった人たちは、自分の足跡なり、あかしなりを残したいと考えたからこそ、noteを書き始めたのではないか?

 好きなことを書くことが1番大切なのに、いつの間にか「人から評価されること」「人から悪口を言われないこと」が無意識のうちに優先事項になっていませんか?

 好き好んで、人から読まれないものを書き続ける必要はありませんが、自分はなにをここで表現したかったのだろうということは忘れてはなりませんね。

 あの人がどうとか、この人がどうとか、そんなことは関係ない。自分の気持ちにまっすぐに書きたいことを書こう!




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