にほんご | 補助動詞・補助形容詞
「やってみる」の「みる」、「~してあげる」の「あげる」のように、動詞のあとにくっつく動詞のことを補助動詞と言います。
「やってみる」という場合に、「やる」には「やる」という意味がありますが、「みる」には「見る」という意味はないので、「みる」と平仮名で書きます。
同様に「愛してほしい」は、「愛する」に「ほしい」という形容詞がついたものですが、この「ほしい」には「欲しい」という意味はないので「ほしい」と平仮名で書きます。このような「ほしい」のことを補助形容詞と言います。
補助動詞と補助形容詞は、平仮名で書かなければならないことは知っていたのですが、スマホやPCを使うとき、漢字に変換されてしまうことがあるので、気を遣うことがあります。
また、「~してください」は「する」に「くだす」という補助動詞がついた表現なので、「ください」と平仮名で書くべきですが「下さい」もよく見かけます。
文法的には、補助動詞なので「ください」と平仮名で書いたほうがいいのですが、読みやすさを考えると「下さい」と漢字で書くのもアリかな、と思ったりします。
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