再論 | 忘年会など消えて、なくなれ!
去年書いた忘年会廃止論。
忘年会を日本から根絶したい思いは、今も全く変わらない。
集団での飲食が憚られる中で、昨年は忘年会を行わなかった会社が多かったことだろう。
たいへん結構なことである。
できるならば、このまま永久に「忘年会」が消えてなくなることを切に願っている。
なんでそんなに「忘年」したいのだろう?
わたしは、いいことも、悪いことも、自分を形作るものとして、すべて記憶しておきたい。
いいことだけを殊更たいせつに保管し、悪かったことに蓋をして見向きもしない。そんなことでいいのだろうか?
現在は変わりつつあるのかもしれないが、酒が入るのもよくない。
わたしは、かつては夕食のころ、毎日ではないが、ビールを飲んでいた。ウィスキーも嫌いではない。しかし、5年前から、夏の暑い日でも、ビールを飲まなくなった。
5年前、別に仕事で英語を多く使うわけでもないが、英検1級の試験勉強をしていた。アルコールを飲むと記憶力が低下するのである。アルコールを飲むと眠くなる。それって時間のムダ。そう悟ってから飲酒の習慣はなくなった。
わたしにとって、夜の時間は、語学の時間である。別に他の人が酒を飲むのは構わないし、ほとんど飲まなくなった今でも酒は嫌いではない。
ただ、酒よりも語学のほうが好きなだけ。
忘年会はわたしの最も大切な語学の時間を奪う。「1日くらいいいじゃないか」とおっしゃる方もいるかもしれない。
毎晩、noteを継続して投稿しているnoterに「今日くらいnote更新なんてしなくていい」なんて言えるだろうか?
日々のコミュニケーションは、日々の仕事のなかで「効率よく」おこなってほしい。
酒があればコミュニケーションが円滑になると思っているのは、中高年の酒好きだけである。酒飲んだら、何を話したかだって記憶しにくくなるのでは?
忘年会はやりたい人だけやればいい。プライベートな時間まで「会社色」に強制的に染めようとするのはやめて✋ほしい。
「忘年会さん、御愁傷様です」
そんな日が来ることを、切望している。