短歌 | お姉さんといっしょ

金髪に染めた
お姉さん先生

金　　金髪👱や
髪　　「パツ」と「パチ」とは
に　　似て非なり
し　　「死にましぇん」って
た　　武田鉄矢か？

金髪にしたら「キンパツ先生」のはずなのに、「キンパチ先生」と呼ばれてしまった。
「なんですか～？」とか「人という字は、なんちゃら」とか「ぼくは死にましぇん」とか、あたしには関係ない！💫

---

髪は染めない主義の
黒髪女

黒　　黒がいい
が　　元来黒い
好　　好きよ黒
き　　気取って染めて
よ　　世も末だなあ

「髪を染める＝不良」という昭和の価値観の殻をいまだに破ることができない、昔ながらの女。
髪を染めるのは、白髪染めしか許さない頑固な女の短歌。
ちなみに、下着も黒がいいという。
昔、下着は、だいたい白だったと思うが、私には、よ～わからん😭💦💦。

---

空を見上げる
お姉さん

あ　　あぁ人は
お　　大空見上げ
い　　生きてゆく
そ　　空は「カラ」でも
ら　　楽園夢想す

なんもない虚空を見上げて、生きる意味を問い直す。あるいは心をカラっぽにする。青空を見たり、夕焼けを見ると、いつでも少しだけ心がリセットされるような感じになる。