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ジェローシア、表現者はつよい、つよいよ 君も怒りも哀しみも、捨てないで詩に変えて だからみ…
いつぶりだろう、 夜、全部の電気を消した。 黒一色のこわさを想像していたから、濃淡のある…
コンクリ色濃くなって しゅんとした匂い 鼻先を上に向けて吸い込んだら ねぇ雨が降った…
2個下の彼女はわたしと同じような感受性のアンテナを持って、いつも2年前のわたしと同じ言葉で…
舞い上がるノートに書いてあるのは ほんとうの表面の嘘です 背中が打ちつけられる光の道は あ…
寂しくもなんともない ただ青くて曖昧な空に雲が敷く二重の線路を 寂しくもなんともなく ただ…
空中にあくびみたいな声を洩らしながら、 まるでこちら側にもたれてくるような動作の後 不自然に君は体勢を立て直して、息をついて、純粋を握った すがりついた もたれてくるのかと思った、と言うと、 いや、くっついてしまうなと思って、と言った ぐるんと心象の胎動を感じたあとに、 別にいいよ、と言ってみた 君はあくびと一緒に空中に丁寧な説明をする 説明をし始める、だれに向かって？ 別にいい、別にいいよわたしだって 触れたいままに触れること 感動してしまう でも
たったっぱらったー あなた今、実態をもって たったっぱらったー 触れられる、抱きしめられる…
壁に穴 それだけだけど 風景に馴染まなくなった輪郭照らして 温度のない光って、誰が言ったん…
