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3分ウルトラマンを意識する

素敵なロールモデルだと思ったので、タイトルにウルトラマンを入れてみました。

今回も、ハードルは高くないぞ。よし語ろう。

最近、あるアスリートが勝った。応援して勝ったので、私は単純に喜んだのだが、巷では批判もあるようで、勝ち方に対して不満を持つ人たちはいるようだ。ありゃりゃ。

アスリートには怪我がつきもの。ボロボロな体で残された体力をもとに、確実に勝つことを考えて行動したに過ぎない。

観客はアスリートに美しく勝って欲しいのだな。エンタメです。

まぁ私も別のアスリートが納得のいかない勝ち方をしたら同じことを言うと思う。なので、批判する人たちと変わらない心境の時はある。

ただ、フルタイムの共働きで仕事も育児も家事もやらなければいけない立場にいると、残された体力で為すべきことを為すしかない。

スマートウォッチをつけていて体力の残量が表示されるのだが、先週は午前中から最低値を叩き出し、上がることなく1日を過ごすことも珍しくなかった。(過去に体力の残量が低い状態で無視して頑張り続けたらコロナにかかってしまったので、それ以来は測定値をある程度信用するようになった。)

つまり、いまはヤバいのです。

それでも仕事を代わってくれる人はいないし、実家からの労働力は見込めないし、家事代行を頼めないし、親業は代行はないし、子どもの勉強はちゃんと見てるし、子どもの健康管理もしてるし、心の余裕はてんでない。

いかに、①毎日を最低限の生活で回すか、②仕事の業務改善をして日中の体力と頭の余裕を残しておき、夜の育児と最低限の家事をこなすか、しか考えていない。

自分がそんな生活だからこそ、先程挙げたアスリートの勝ち方に、私は何も文句を感じなかったし、むしろ勝つことを考えて、きちんと勝つ結果を得たアスリートを褒め讃えたい。

そのアスリートが勝つために周りでサポートした人たちがいるし、その献身を肌で感じていたら、観客から批判を浴びることが頭をよぎっても、勝つことを選択して、きちんと勝ちをもたらしたのが素晴らしいと思う。

タイトルの3分ウルトラマンに戻る。3分しか持たない体力で絶対に勝つことを考えたら、勝率の高い方法をとって確実に勝つ。

私は残された体力と気力をもっと有効に使わねばとそのアスリートの姿を見てウルトラマンに重ねて思った。

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