昨日の授業のこと
昨日コンセルヴァトワールで受けた聴取のコメントの授業ではグレゴリオ聖歌の1曲を聴きました。この分野は昨年もやったのもあり、私が何回も聴いたことのある曲でもあり(別にグレゴリオ聖歌のプロでもないし、大ファンでもありません)、ポイントを掴むのは易しかったのですが「ああ、こういうことも書くんだ」という気づきを得られたのが大きな収穫でした。
昨年度は私の能力が足りなくてできなかったことですが、昨日の授業を元に文章に書いてみたら2分程度の単旋律の曲でも書けることが色々ありました。昨日は好条件が重なっていたとはいえ書ける自分に成長を感じました。
自分が慣れていて知っていることはどうしても無視しがちですよね。初心者に何かを教えるのであっても、教材としてできているものを解説しつつ教えるのであればある程度網羅できますが、ゼロから何かを組み立てて語るのは本当に難しい。
ゼロから何かを語るのが難しいから、学校教育にはカリキュラムがあって教科書があるし、楽器には教則本があるし、その他の分野でも入門書や入門カリキュラムがあるんですよね。
フランスのフォルマシオン・ミュジカルも目安程度ではありますが習得のカリキュラムがあります。日本のピアノの先生がそのカリキュラムに沿って教えなければならないとは思いませんが、カリキュラムを知っておくことで参考になることはあるのではないかな、と思う日々です。
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