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繰り返すことはやはり大切

昨日の聴取のコメントの授業では、中世終わり頃の世俗歌曲を聴きました。

昨年も同じ時代の曲は聴いて、色々学習したにも関わらず、これ、バラードだっけ?ロンドーだっけ?とわからなくなっていました。聴いた時の後にも必要があって復習して色々覚えようとしたにも関わらず、です。

そもそも最初は形式を聞き取れず、いつも仮にAとかBとか振って聴いているのにABCDEFとなって「ナンジャ?」でしたが、2回目に聴いたら繰り返しがわかって3回目である程度形式はわかりましたが、肝心のその形式の楽曲名が出てこない。

せっかく復習までしているのにー。

いえ、日本のピアノの先生方はこの時代の歌曲の楽曲形式名まで知っている必要はありませんが(私はとある目標のためにしばらくの間は忘れずにいたいのですが)、ここで私がお話したいのは「習ったことでも繰り返し復習しないと忘れるんだな」ということです。

ここでもお話したように「繰り返し学ぶ」ことは大切なのです。
楽典でもなんでも、生徒さんは同じことを繰り返し学習することで少しずつ身につけていきます。

実際に出会う楽曲の中で少しずつ学んでいけば「あ、これはこの間やった」ということが必ず出てきます。忘れていたらその時に復習すればいいのです。

そういう音楽の学び方ができるフォルマシオン・ミュジカル、素敵だと思いませんか?

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