◇001.「書いてー、よーみーたーい」
ブログスタートの背中を押してくれた友人からのラインだ。
ただただ読んでみたかったらしい(笑)
あの日は雨の日だった。
駅に向かう道、お気に入りの折り畳み傘の中で、
自己紹介文をどうしようかぶつぶつつぶやいたものだ。
私は都内に勤めているOLで、社会人歴は6年ほど。
大学を休学して短期留学、帰国後に中退しそのまま社会人の仲間入りをさせてもらったケースで、例えて言うなら国道や県道のような大通りを使わず(使えず?)に目的地まで車を走らせているような... 今もなおそんな状態だ。
そんな私には悩みがあった。
すぐ隣を一緒に走る同期がいなくて心細い。
OJTが少なく、常に失敗と試行錯誤の連続で、比較的繊細な私はメンタルがやられやすい。
もしみんなと一緒に就活していれば、案内標識の多い片側4車線の道路を沢山の車と走れたのかな、なんてちょっと後悔してたりもする。
でも、道路の問題はなんとかなった。
車種をグレードアップしよう、車内で音楽をかけよう、街灯の多いところを走ろう。道案内をしてくれる親切な人も沢山いる。
つまり、環境に対する悩みはどうにでもなった。
どうしても、どうにもならない悩みがあった。
自分が社会に適応すればするほど、
それは大きくなる。
利益や生産性を意識すればするほど、
私情を挟まないようにすればするほど、
それは大きくなっていく。
"本当の自分はどこに行った?"
ブログを始めた理由でもある。
これが一番の自己紹介文かもしれない。
私は周りの人から「考えすぎ」「真面目」と言う言葉をよく聞いた。たしかに人の感情に敏感で考えが深く、不必要な考えに至ることも多かった。無意識ではあったが、それらが場合によっては邪魔者になることを大人になって気がついた。仕事でも、プライベートでも。
(ex.思いやりが余計なお世話だったり、逆に良いように利用されてしまったり。また、楽しいノリについていけなくて場の空気を壊してしまったり。。)
"自分の率直な感情にフタをする程物事がうまくいく気がする"
社会人の年数を重ねるほどその思いが濃くなり苦しくなった。
日常でさらけ出せない自分をなんらかの方法で形にしたい。日常で感じたことを正直に文字で残し、興味のあるどなたかと共感し合えたら。
「書いてー、よーみーたーい」
本当の意味で、読みたくなってくれるといいな(笑)
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