PINK


りりちゃんの獄中日記、ポストされたら必ず読んでいる。りりちゃんは犯罪者だけど、人を惹きつける不思議な魅力がある。
名古屋拘置所に手紙を送ろうとしたこともあるけど、彼女の優しさを利用してしまっている気がしてやめた。
だから彼女はおそらく見ることが出来ないこのnoteに思いを綴っていこうと思う。

5月15日の日記に彼女は一言、
「ディズニーランドに住もうと思うの」
と書いた。大森靖子 絶対彼女の歌詞。
この日記を大森靖子が引リツした。
「生まれてきてことを祝福しよう🍰」
私は感情がぐっちゃぐちゃになった。
大森靖子がライブで彼女に向けて、
パーティードレスを歌ったことを知った時と同じ気持ち。少しの嫉妬もある。
でもそれ以上に 大森靖子の、どんな人間で丸ごと無条件に愛してくれる心の広さというか、人間の広さと覚悟を感じて、更に大森靖子のことが大好きになった。

りりちゃんは精神病棟時代にPINKという曲を聴いて大森靖子を好きになったと書いていた。私もそうだから親近感が湧いて嬉しかった。とっても良い曲だから、聴くべき。ライブ映像も見るべき。あれを聴いて、見て、分からない人は 私とも分かり合えないから別にいい。
ほら、りりちゃんのこと書くとか言っときながらすぐ自分の話になっちゃう。
だからやっぱり手紙送んなくてよかった。

わたしはわたしよ こころがあるもの

わたしはわたしよ こころがあるもの

わたしはわたしよ こころがあるもの

わたしはわたしよ こころがあるもの

大森靖子 パーティードレス

そんでようやく50年後だか100年後だかに 真白な病院で 心から「ありがとう」って言うことが出来るでしょう
お前ごときの人間が わたしごときの人間が
全ての人に全ての愛に
全ての音楽に全ての芸術に
「ありがとう」って言いたい
いつの日か
いつの日か
いつの日か
いつの日か

大森靖子 PINK


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