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【2分で読める】キネステティクス®︎ってどんなもの? 2.キネステティクス®︎の6つの概念

ピューシスでは、「セラピーが好き」「ボディワークが好き」「学びやアクティビティに熱い想いを持っている」という人のお話を聞いていきたいと思っています。

数回にわたってお届けする今回のテーマは、キネステティクス®についてです。

動きの分析ツールであり、自分が楽に動けるようになるだけでなく、介助の場面においては、介助する人もされる人も、両方が楽に動けるようになるというキネステティクス®
国内唯一の認定機関である一般社団法人キネステティクス・ジャパンさんでは、各地でコース開催など普及活動を行っておられます。

キネステティクス®とは、どのようなものなのでしょうか?
一般社団法人キネステティクス・ジャパンのマスタートレーナーのお1人でいらっしゃいます、渡邊康子さんにお話をうかがいます。

一般社団法人キネステティクス・ジャパンさんのホームページはこちら↓

キネステティクス®︎ってどんなもの?

2.キネステティクス®の6つの概念

渡邊さん(以下、敬称略)
ピューシス(以下、ピュ)

渡邊:
キネステティクス®︎には6つの概念があるんです。

「インタラクション」。関係性という意味ですが、私たちが人とどのような関係を持ってやり取りしているかを分析します。

「機能解剖」、つまり体の構造はどうなっているのか、単に骨の名前や筋肉の名前ということではなくて、「機能的に、私たちの体はどう作られているか」っていう意味で「機能解剖」っていう名前をつけていますね。

その「機能解剖」の構造を持った私たちが、「どういう動きをするか」という「人の動き」っていう概念があって。

そして、人が動くには「力」が必要。その力も、「質的な力」。量的な力じゃなくですね。「質」があるんですね。

その4つの、「インタラクション」「機能解剖」「人の動き」「力」という概念を使って、私たちは「人の機能」として、色んな活動ができます。その場で立ったり座ったりできるのも、1つの機能ですし。ご飯を食べたり、服を着替えたりとか、歩いたりとかね。

ピュ:
はい。

渡邊:
さらに、私たちは単独でいるわけじゃなくて、「環境」の中で活動しています。「環境」によって私たちの動きが楽になったり難しくなったりします。

これら6つの概念があるんですよね。

ピュ:
「インタラクション」「機能解剖」「人の動き」「力」「人の機能」「環境」の、6つの概念ですね。

渡邊:
はい。


次回は 3.キネステティクス® の「骨と筋肉」 です。


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