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ベンチプレスの肩の痛みを多角的に考える!!ベンチのラック高が肩関節に及ぼす影響

【はじめに】

ベンチで度々肩を痛めている…

挙上重量の伸び悩みを感じている…

大胸筋に負荷がのってる感じがしない…

こんなお悩みありませんか?

ベンチプレスで上記の悩みは常にTOP3に君臨していて、実はこれ【ある共通の問題点】が存在します!

今回の投稿を最後まで見ることで、

・ベンチプレスを一連の流れとして理解する必要性を理解できる
・ベンチプレスの肩痛とラック高の関係性について理解できる
・ラック高の調整方法や解決策を知ることができる

という状態まであなたのレベルアップをお手伝いします!

今回の記事は?

トレーナー:★★★★☆
トレーニー:★★★★★

ベンチプレスのラック高が肩痛に関係しているなんて初心者の頃は到底理解できないでしょうし、肩痛といえばベンチプレスの下ろす、上げるという動きにフォーカスされがちですが実はもっと見るべき部分というのがあります!それをしっかり理解しておくと確実に視野が広がります!

【自己紹介】

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ではさっそく話を進めていきましょう!

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1.【この視点が超重要!!】改めてベンチプレスとは何かを考えよう

皆さんの集中力がある状態でまずは小難しい話をしておきます笑!

ベンチプレスを1つの運動と捉えた時に、運動に影響を与えている要因はどのようなものがあるでしょうか?


少し考えてみて下さい…


僕は10数年ほど総合病院で様々な後遺症をお持ちの患者さんに理学療法を行う上で、特に運動に与える影響は身体機能面だけではないと気づき学びました。

例えば、脳梗塞の後遺症で右片麻痺がある方でリハビリテーション室ではスムーズに歩行ができるのに、屋外に行くと急に動作が拙劣となり、緊張が高まり歩行が不安定になる患者さんを沢山見てきました。

同じ歩行でも、環境が異なるだけで歩行の安定性が変化します。これらのことが実は健常人でも同様のことが起こっています。

こういうことは運動制御を学んでいると基礎的な概念として紹介されていて、運動を理解するのにとても役立つので簡単に紹介します!

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