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広背筋をしっかり鍛え、肩を守るためのラットプルダウン完全ガイド


【はじめに】


色んなストレッチを行なっているけど肩のケガが改善しない…
ラットプルダウンで肩の後ろばっかり張ってしまう…
他の筋に比べて広背筋の成長が思わしくない…


こんなお悩みありませんか?

ラットプルダウン(以下ラットプル)はジムでも非常に人気のある種目で、老若男女、初心者~上級者まで高い頻度で行われている種目です。

パーソナルトレーニングでも非常に様々な効果を期待して実施されていますが、実は正しく指導しないとそのラットプルが肩の健康を脅かす可能性があります。

独学トレーニーでも意外とこの間違いに気づかず高い負荷で無闇にラットプルや懸垂を実施している人がとても多いです。

今回の投稿を最後まで見て頂けると、

・ラットプルにおける広背筋の役割を理解できる
・広背筋を上手く使えないと起こる肩関節の問題を理解できる
・セルフチェックと肩に優しいラットプルのコツを理解できる

という状態まであなたのレベルアップをお手伝いします!

今回の記事は?

トレーナー:★★★★★
トレーニー:★★★★☆

特にラットプルをよく指導されるパーソナルトレーナーの方はこれを見ることで、クライアントのケガの悩みを解決する一助となるはずです!

【自己紹介】

ちょっと変えてみたで、むふふ

インスタグラムのストーリーでは僕のプライベートが見れちゃいます!有益な情報もまとまっているので良ければご覧ください!

ではさっそく話を進めていきましょう!

*この記事は単品で350円となります。500円(初月は無料)でアナトミーカレッジ(マガジン)を定期購読すると、1ヶ月4〜5本の記事が読めるので1本100〜125円でとてもお得です!(注:マガジンは購読開始月に追加された記事が対象となりますご注意下さい)マガジンの詳細はコチラをご覧下さい!https://kikuty-benchpress.com/anatomy-college/

1.ラットプルの基本と広背筋の役割

ラットプルは座って、大腿を固定した状態で上半身でバーを引く種目です。

手幅、アンダーハンド、オーバーハンドなどグリップの違いによって多少筋活動の違いはあれど主に広背筋を狙う種目として利用している人は多いはずです。

引く時には主に肩関節を伸展/内転、肘関節を屈曲することで…

肩関節の伸展/内転→広背筋、大円筋、三角筋後部
肘関節の屈曲→上腕筋、上腕二頭筋

教科書的にはこのような筋が関与していると思われます。

さらに広背筋について少し詳しく見てみましょう!

自称世界一シンプルでわかりやすい機能解剖学はコレです↓↓↓

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