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鍼灸師がパーキンソン病に関わる上で必要な基礎知識
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こんにちは。HAMTライターのてっちゃんこと白石です。今回からは「パーキンソン病」をシリーズでお話していきたいと思います。
パーキンソン病は在宅領域において出会う頻度の多い疾患であり、関わる上で専門的スキルを必要とします。
基礎的なお話が中心にはなりますが、このシリーズを通じて少しでも専門性を高めて日々の臨床に活かしてくださいね。
また、セミナーも開催するのでぜひご参加お待ちしています。
【目次】
パーキンソン病と言ったら「〇〇」
中脳の黒質の変性ってそもそもなに?
3.パーキンソン病の診断は中脳の黒質ではない?
筋固縮は正しくない?
四兆候がないのにパーキンソン病でいいの?
まとめ
1.パーキンソン病と言ったら「〇〇」
これを聞くと皆さんならどう答えますか?
おそらく「パーキンソン病は中脳の黒質の変性である」と答える人が大多数だと思います。鍼灸の養成校でも国家試験対策で必ずこのキーワードで教わっていた記憶があります。
パーキンソン病に関して、普段臨床で携わっていない方で理解しているのは以下のような内容ではないでしょうか。
・パーキンソン病は中脳の黒質の変性である
・ドパミンが不足する病気
・四兆候は「無動」「固縮」「振戦」「姿勢反射障害」
実際、私自身も学生時代に理解していたのはこの程度で、 詳細には理解していなかったように思います。
今回のシリーズでは、パーキンソン病に関して「国家試験対策」の知識から「現場で活かせる」知識をお伝えしていきたいと思います。
2.中脳の黒質の変性ってそもそもなに?
パーキンソン病は、脳の中でも「中脳」という部分にある「黒質」という領域がダメージを受けてしまうことで起こる病気です。
復習もかねて、まずは中脳の位置から確認しておきたいと思います。
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