夏風邪
春から東京で暮らすことが決まったその日、風邪をひいた。
そこから、あれよあれよと身体のいたるところが不調を訴えた。
その波も静まってきたこの頃。
少しだけ言葉を紡いでみることにした。
私の日常は相変わらず騒がしい。
正直、ここ最近は私が私に振り回されている。
大学院に進学したいという将来へまっすぐ突き進み、毎日研究と向き合っていたかと思えば、学費や生活費が払えるか、院進が私にとって適切な選択なのか悩み、不安になり、就職しようと思い立って所謂自己分析とエントリーシートの記入を始めた。(悩み抜いた末、奨学金を頑張って探すことに落ち着いた。)
生活を共にしている彼に「私、なんでもできるから」とかっこつけたかと思えば、自暴自棄になって迷惑をかけている。彼への態度は、砂糖と塩を半々。多分そんな感じ。
うん。日常の騒がしさは、noteを書くことでやり過ごしてたときの日常と何も変わっていない。
けど、ひとつ変わったことがある。
私を取り囲む環境や人々に強い違和感を抱くことが多くなってきた、ということ。
そこに行きたくなくて、居たくなくて、多分本気だけどふざけてるのかな?とか思っちゃうこともある。とにかく、なんか変なんだよ、みんな。
それは、幼少期の頃から受け取っていたけど、無視してたんだと思う。心が区切られた押し入れだとするならば、そのうちの小さなやつの中に圧縮袋に入れてしまいこんでいた。比喩ではなく、本当にそんな感覚。
そんな感情たちをしっかりと感じられるようになったのは、きっと成長だと思っている。
その違和感がマジョリティーだったことなんてなくて、マイノリティーな感覚だけど、だからこそできる議論があるということを知ったから強くなれた。
日々を逞しく、あと少し、生まれ育った場所で生きようと思います。