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ライカ0型と冬の散歩(年末編)

年末年始にライカ0型と一緒に都内の神社や公園を巡った。その時の写真を2回に分けて紹介する。黄色やオレンジフィルタを併用して撮影した写真もあり、これらについては、フィルタを使用した旨をキャプションに記載している。

新宿御苑

曇った寒空の下にプラタナスが並ぶ。
レンズ内に強い光が入るような状況ではなかったが、中央付近にややフレアが見受けられる。経験上、曇天であっても仰角で撮影するとフレアが現れるように思われる。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400

見上げるような仰角で撮影すると、更にフレアは強くなる。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400

雲が切れた際に撮影したバラ。Y2フィルタを併用したので、画面左上の白い雲が判別できる。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400, Y2フィルタ併用

次の写真は、バラの花壇に咲いていたアツバキミガヨラン。この写真もY2フィルタを併用して撮影した。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400, Y2フィルタ併用

フィルタ無しで撮影した写真を並置して比較してみる。手前側の葉を見ると、フィルタ有の方がコントラストがやや強いことが分かる。

Y2フィルタの有無の比較  Leica 0-series, Kentmere PAN 400

新宿御苑には温室がある。

Leica 0-series, New Seagull 400

いつの間にか厚い雲が去って青空になっていた。次の写真は、オレンジフィルタを併用して撮影したもの。オレンジフィルタを使うと青空と雲のコントラストが際立つ。

Leica 0-series, New Seagull 400, オレンジフィルタ併用
Leica 0-series, New Seagull 400

新宿御苑はとても広かった。午後だけではとても回り切れず、東側半分しか回れなかった。次回は、昼飯も用意して1日かけてゆっくりと回ってみたい。

靖国神社

拝殿をぐるりと囲むように道が設けられている。高い木々の間を延びるその道は、広い参道とはうって変わって閑散としていた。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400
Leica 0-series, Kentmere PAN 400

拝殿からは距離がある。拝殿に多くの人がいても声は聞こえてこない。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400

木々の間から高層ビルが見え、都会の一角であることを実感する。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400

傾いた日に照らされた桜の幹。レンズフードも付けていたのだが、ライカ0型復刻版のLeitz Anastigmatでは中央付近にフレアが出現する。

Leica 0-series, Kentmere PAN 400

新宿御苑も靖国神社も、四季折々の変化を感じられる場所だ。今回は白黒フィルムだけで撮影したが、カラーフィルムで撮影するのも一興だろう。

続きは以下の記事へ。


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