![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154791090/rectangle_large_type_2_184dc319f7c79ea88460e0d4916b3119.jpeg?width=1200)
ライカ0型と霧積温泉を訪ねる
9月中旬はまだまだ暑かった。山陰旅行から帰ってきたばかりだが、どこか涼しいところに逃げたくなった。早速、群馬の山奥にある霧積温泉は金湯館を予約した。
信越本線から妙義山が見えてきたら、横川駅まであと数駅。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665781-DoTZN1qLMQPYIjC6tluvry9m.jpg?width=1200)
横川駅からは宿の送迎の車に揺られて山中を進む。進むにつれて涼しさが増すのが肌で感じられる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665825-rEj7lHpeF1wyBiNPSX2ILqWs.jpg?width=1200)
ライカ0型は日陰向きらしい
山に抱かれる金湯館。関東は焼けるような暑さの日でも、ここは扇風機だけで十分に過ごせる。
この写真は木々の間から撮影した。濃い日陰から撮影する状況であればフレアは生じないようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665855-kq0JemMlQaAK4TSFVhzCo17g.jpg?width=1200)
水車までの樋は架け替えられていた。梅雨時に来たときは、まだ至る所で水漏れをしている樋だった。その時の記事は以下のリンク先へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665903-3PHNsx1QcL2YThmAojIEr9XR.jpg?width=1200)
薄曇りで物憂げな雰囲気が漂う。
この写真も木陰から撮影した。薄曇りでもフレアを生じやすいライカ0型だが、この写真ではフレアは見受けられない。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665936-z1jEsoPucD06XC3fUnBATmkp.jpg?width=1200)
冷たい岩清水が流れ続ける。
流し台の反射でフレアを起こすのではないかと心配したが杞憂に終わった。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665972-ad4YRsAN93GPUTDQbe6yK15M.jpg?width=1200)
山の天気は変わりやすい。急に雲に覆われて降り出した。このまま土砂降りになり、夜中は雷鳴がとどろいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1726665990-9xwfqtSLhbI1A4rgoP0UZKsi.jpg?width=1200)
翌日は朝から晴れた。
朝日が当たっている木々は白飛びしているが、フレアではない。付属のレンズ(Leitz Anastigmat F=50mm 1;3.5)はコントラストが強く、白飛びしやすいのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1727449686-gMefxIbR41jpky8CzvaXYhrN.jpg?width=1200)
ここまでの写真で看て取れるように、ライカ0型そして付属の固定レンズLeitz Anastigmat F=50mm 1;3.5は、やはり日陰向きのようだ。木々に囲まれた場所で撮影した写真にはフレアが見られない。
夕食
2泊したので、それぞれの夕食の写真を挙げる。カメラから料理までの距離はいずれも約1.3 mだった。絞りを最小のf12に設定し、三脚を使って約1秒の露光を与えて撮影した。見ての通り問題なく撮影できた。
こういうと身も蓋もないが、今回の撮影にライカ0型を使う必要はなかっただろう。もっと近づいて撮影した方が良いと思うが、それは最短焦点距離1mのレンズでは叶わないのだ。この点、デジカメの方が有利である。
![](https://assets.st-note.com/img/1726666084-JzpQEeyBfCZoLASrK4tU79YH.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726666108-VvurnQgD1k5MjwCAZHfXq6PW.jpg?width=1200)
料理はどれも美味しかった。私のおすすめは2日目の夕食に供された天ぷらである。普通の野菜だけではなく、紅葉の葉っぱ等も天ぷらになって供されるのが特徴だ。
ダラダラと過ごすうちにあっという間に二泊三日の避暑が終わってしまった。また明日から仕事である。
(おしまい)