
Leitz Anastigmatが映し出す初夏の緑
6月中旬に群馬県の霧積温泉に行ってきた。旅の相棒はもちろんライカ0型である。JR横川駅で宿の車に乗せてもらい、延々と山の中を進むと、木々の間に赤い屋根が見えてくる。これが霧積温泉唯一の温泉宿 金湯館である。

幸い、梅雨の晴れ間に泊まることになった。霧積温泉といえばこの水車がアイコンである。Leitz Anastigmatの写し出す緑は美しい。

足元に目を遣れば、柔らかな苔の上でヘビイチゴが実を結んでいた。

若旦那曰く、ここは夏場でも30度に達することはなく扇風機だけで夏を乗り切れるとのことであった。夏の盛りにも訪れてみたい。