ライカ0型と皇居周辺を散歩
晴れた冬の日。日が傾きかけた午後にライカ0型を携えて北の丸公園から外苑まで散策した。
太陽の向きを考えて撮影すれば、Leitz Anastigmat特有の画面中央のフレアも抑制できるようだ。
鋲の凹凸や錆びた金具の質感が良く出ている。Leitz Anastigmatは日陰がちの場所が得意のようだ。
夕日に照らされた天守台の石積みを撮影した。光線の具合が丁度良かったのか、石の表面に残る加工の痕まで見て取れる。
葉っぱの緑の中に明るい橙色の果実がそこかしこと生っていた。これはカラーフィルムで撮りたかった。直射日光が入るような場所ではなかったが、やや中央にフレアが出てしまった。Leitz Anastigmatは難しい。