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京都に佇む空間

なんか、異世界へテレポートした感覚やね。

友達が隣でそんなことを話していた。

たしかに僕らが入ったお店の空間は、時空の流れが違う感じがする。

なんで人は、日常生活の文化とは異なる世界観を身に纏おうとするのだろうか。

着物を羽織る女性を見ながら考えていた。

異世界への好奇心とカルチャーの実装。

ゲームの世界とおんなじことが起きている。

異空間へ行って、装備を実装して。その世界専用の衣装に着替えて。。。

壁や柱の一つ一つに時間の蓄積を感じる。

この場所に佇んでいる文化的背景。それと共存する人類。

地球のとある島の上で派生した文明が、時間をかけて残り今もなお存在していることは大変麗しい。

観光地化され、壊れつつあるこの土地をどう守っていくべきか

ガイドに連れらている外国人や中学生を横目に、知りもしない人々にそんなこと言えないなと、感慨に耽った。

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