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「レタッチャー」大谷キミトさんと飲ませていただいた話。

大谷キミトさんを知っているであろうか。一言で言うと天才レタッチャー

僕自身レタッチという言葉を耳にすると「写真畑」なのでどうしても画像編集程度の認識しか持っていなかった。

しかしこのツイートを見た時、レタッチという言葉の定義を覆されてしまった。

画像が再構築されてる…!?

大谷さんのフォロワーの様子を見てみると尊敬している写真家達がちらほらと存在し、とても興味を持ちながらツイートを拝見していた。

飲む事になった発端

こんな凄いレタッチする人、会ってみたい!チャンスないかなーなどと悩んでいた時!

このシンさんのツイートが!(この時は全く面識がありませんでした)

面識がない中僕は思考を働かせず、参加したいですと表明。浅はかな行動だったのだが、快く受け入れていただいた。

大谷キミトさん登場

大谷さんが夜遅くではないと参加できないとの事だったので、大谷さんを除いた参加者で0次回を15名程で開催していた。

自分の無知で無計画な飛び込みで、周囲がデザイナー界隈の方々であることは、参加した後に気がついた。少しアウェイ感を感じながら、0次会はデザインについて様々な話を聞かせて頂いた。(0次回の話は別途noteに書きます。)

大谷さんが会場にいらして、1次会場へ移動することに。

もう緊張で心拍数が異常なことに。後から入場したため、大谷さんとは離れた席に座る予定だったのですが、大谷さんと元々知り合いであった大久保さんが気さくに「大谷さんの近く座っちゃいなよ!」と空いている席に連れて行っていただき、緊張がピークに。斜め左に大谷さんがいる。あの会いたかった大谷さんが目の前でビールを飲んでいる。

そんな事を考えながら周囲の人と話をしたり、大谷さんと周囲の人との会話に耳を傾けていると、大谷さんから

「どんな事をなされているんですか?」と質問を受けた。

この時心拍数が異常になっており、写真を撮っている旨を伝え、写真を見てもらい「めっちゃ綺麗!凄いね!」と褒めていただき、夢なのか?と放心状態になった。その後名刺を頂き、カメラ談義を多少行って、一度会話は途切れてしまった。

今日は命日なのかも知れない。そんな事を思いながら僕はビールを飲み続けた。

1次会は12時前に終了し、その後残ったメンバー(大谷さん含む)で2次会が行われた。北海道からわざわざいらした大谷さん。この機会を逃すわけにはいかないと考え、予め新橋にホテルを予約する抜かりない状況で2次会も参加した。

2次会は8名程度参加しており、同じテーブルで飲ませていただいた。映画「アルキメデスの大戦」のビジュアルを作成していたので、その制作についても細かく話を聞かせていただいた。

そして大谷さんはレタッチのテクニックを隠すことがない。質問されたことは全て答えているのをtwitterのリプライ欄で確認していたので

「教えたくない技術などは無いですか?」

と質問したところ

「無いですね。僕の技術を周囲に伝えて業界が良い方向に進んで欲しいです。」

と仰っており、技術があるにも関わらず、一人だけ活躍しようと考えずに業界全体まで見て考えている人柄に感銘を受けた。

後はレタッチテクニックの質問や、他作品と自作品をどのような形で比較しているかなど、為になる話を聞かせてもらいました。

そして2次会が終了し、ホテルにチェックインしようと思っていたのですが、予約したホテルの最終チェックインが12時までという失態を犯しました。

仕方ないので現場近くの品川まで行こうと考えていたら、大谷さんが品川方面行く人いますか?と聞いていただき本来でしたら断るべきところ、チャンスと考えタクシーに同車させていただいた。(今考えると本当に申し訳ないです)

タクシーの中でレタッチを学びたい話や1日のスケジュールはどのように回しているかなど聞かせていただき、本当に感無量。

終わりに

技術や地位があるからと偉そうにするでもなくとても物腰柔らかく素敵な方でした。人には見せない努力を沢山しておりそれが実力として出てきているんだと理解できました。

大谷さんは持てる技術を全て放出してくれています。レタッチの技術レベルをより上げたいと考えるのであれば上記のnoteを購入してみてください。僕も読んでみて目から鱗な知識ばかりでした。(宣伝してくれなんて一言も言われていませんが良作なので)

また東京に来る時あるいは北海道に出向く時はご一緒させていただきたい!

改めてありがとうございました!









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kou
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