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カメラ初心者でもわかるF値とは?

みなさんこんにちは!

写真歴(カメラ所持してる歴)は3年程度のへっぽこカメラマンです。

今回はF値について詳細にお話ししたいと思います。

カメラを始めたての時にF値という言葉を聞き、向いてないかもと思ったのは僕だけじゃないですよね、、?

この記事を読めばF値の事が理解できると思います!

F値とは

F値とはカメラのレンズについている羽の開き具合を数値化したものです。数字が小さければ羽は開いている状態で、大きければ羽が閉じている状態です。

上部の画像の白い部分が羽です。この羽が開いているほど光を取り込む量が多くなります。この話だけ聞くと、F値を解放で撮ればいいんだ!となりますが実際は違います。

(解放:F値が使用しているレンズで一番小さい数値)

何故F値を変えるの?

F値を変える理由は2点あります。

①シャッタースピードを変える

②ピントを合わせた前後があっているか調整する

①は前述の通り、レンズの羽の開きによって取り込む光量を変える事ができます。暗い空間では光を取り込みたいためF値を開き、明るすぎる空間では白飛び(画面が真っ白になること)を防ぐためにF値を絞ったりします。

②は専門用語を使いますと被写界深度を調整するということになります。F値は小さいほどピントの合う範囲が狭くなり「ボケる」という現象が起きます。

上部の写真はF2.8で撮影しました。ピントを合わせたマルチビタミンの容器はくっきり写り、後ろにある丸い物体はボケてよくわかりません。

次の画像を見てみましょう。

この写真はF22で撮影しました。1枚目とピントを合わせた位置は変わりません。写真全体にピントが合っている状態をパンフォーカスと言います。

このF値の調整が被写界深度を合わせるということになります。

しかしF値が高ければ高いほど良いとは言い切れません。(回析という現象が発生するため)

レンズによって最高画質が撮れると言われているF値が異なります。難しい話になってしまうのでパンフォーカスで撮りたい時はF11くらいで撮ればいいのかなくらいの認識で始めは大丈夫です。

F値を操作して撮った作例

実際に仕組みはわかったけどどんな写真が撮れるの?というのが正直な意見だと思います。やはり一眼レフを買って最初に感動できるのは、圧倒的なボケだと個人的に思っています。

前面にピントの合うものを用意し、後ろの光を玉ボケさせたり

一点にピントを当て主題を決めて撮る楽しさも見出せます。

反対にF値を絞って撮影する方法は全体を写す風景写真となります。

上部の写真のような全体を撮る写真はパンフォーカスを必ず行わないと見栄えが悪いです。F値を臨機応変に使い分けられれば、脱初心者です!

F値については以上となります。

次回はISO感度について書いて行きたいと思います。

それでは、良いカメラライフを!

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