
写真家が自身の印象を崩さずにマネタイズする方法
先日ブランディングとマネタイズを両立する方法についての記事を書きました。
今回はもう少し直球のアプローチで、対象を写真家に絞って書きます。
周りを見ると多くの写真家はお金の問題を抱えています。
商業的な面を見せても問題ないフォトグラファーとは違い、写真家はマネタイズに対して慎重にならざるを得ない側面があるためです。
写真作品を売って十分な対価が得られれば問題ないのですが、写真を売るということは本当に大変なことです。
最近初めて手焼きのプリントをして感じたのは「これ最低でも10万円くらいで売らないと赤字だわ…」ということです。
プリントを3万円で売っても写真家は裕福にはなり得ません。
10万円で自分の写真を売る。
そのハードルの高さは写真を志す者なら全員が分かると思います。
一方、個人的には写真家を目指す方も「もう少し良いバランスを探ってマネタイズしてみても良いのでは?」と感じることが少なくありません。
今回は写真家を目指したいけどまず作品制作の資金を得なくてはならない方のために、作家性を崩さずに(印象を悪くせずに)マネタイズする方法について考えていきましょう。
最初に一番の悪手を書いておきます。
「プリセットを売る」
これだけはやらないほうが無難です。
なぜプリセット販売が悪手なのかも併せて見ていきましょう。
ここから先は
1,907字
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?