HIROSHI.Kphotography999

旅と写真が好きな、一児の父。日常の中での感動を切り取るスナップ写真を撮影しています。吃音。写真は日々のささやかな感動に気づくことができる。声に悩む人に届け。そんな想いで、2024年7月に声に悩む人のための写真教室、開催しました。

HIROSHI.Kphotography999

旅と写真が好きな、一児の父。日常の中での感動を切り取るスナップ写真を撮影しています。吃音。写真は日々のささやかな感動に気づくことができる。声に悩む人に届け。そんな想いで、2024年7月に声に悩む人のための写真教室、開催しました。

最近の記事

オムレツと人生と写真教室

僕にとって、オムレツを作るというのは料理以上の特別な時間だ。 僕の好きなことは、本を読むこと、タイマッサージに行くこと、写真を撮ること、コーヒーを飲むこと、短いエッセイを書くこと、朝起きてたっぷりの水を飲むこと、プールで泳ぐこと、ただ座ってぼーっとすること、寝る前に布団に包まれる幸せを噛み締めること、そしてオムレツやオムライスを作ることだ。 どれも僕にとって大切な時間だ。 好きなことは、もっといっぱい書きたかったけど、公共の場で書いて赤っ恥かくだけなのでこの辺でおさえて

    • 願いは叶うのか

      今年の七夕の短冊は、こう書いた。 飛行機に乗りたい。 唐突にこんなことを書くのは、空港に行ったからだ。ただ、飛行機に乗りに行ったわけではなく、ウルトラマンショーを見るためにうちの4歳児を連れて行ったのだ。 空港に着いてすぐにショーの整理券をとりに行った。1時間くらい前に行ったが、11時のはもうあと1枚しかなくて、親子3人でみるには15時の回しか残っていなかった。 そのおかげで、空港で、家族一緒にゆっくり過ごす時間ができた。 ご飯を食べたり、飛行機を見たり、案外に時間

      • 僕は何を撮っているのか。日常と非日常。

        僕の写真は、何を撮っているのかと言われれば、日常を撮っている。 そうは言っても、日常って言葉は曖昧だ。 日常を撮るって、どこまでが日常なのか。家までの帰り道に遠回りするのは、ご飯を食べに行くのは、友人とご飯を食べるのは、少し遠出するのは日常なのか…日常という言葉を使いながら、なんで曖昧な言葉なんだろうと思う。 一定のペースで、同じことを繰り返すことを日常とするのなら、毎日仕事に行くことも日常、ご飯を食べることも、家族でお出かけするのだって、日々のことのほとんどが日常だと

        • 妻の病と4歳児

          今度の休みは、緑に囲まれて体を動かしにハイキングへでも行こうかと思う。 楽しみだなぁ、と思ったら妻がコロナになった。 熱も39℃近く、さっき電話した感じだとだいぶ辛そうな声をしていた。 とりあえず今日を少しだけ、はやく仕事を上がらせてもらい、息子を保育園に迎えに行き、食事は牛丼屋さんのドライブスルーで購入することにする。 保育園からの帰りの車の中で4歳児に、お母さんは病気になったこと、熱が出ていて辛いこと、一緒に遊ぶことは難しいこと、ちゃんと説明しなければならない。

          スマホでフォトウォーク〜声に悩む人の写真教室

          こないだ、江ノ島で声に悩む人の写真教室を開かせていただいた際のフィールドワーク。 ちょっとした講義のあと、フィールドワークとして、江ノ島を少し歩いた。 スマホで参加の人も多かったし、僕も気分を変えてカメラは持たずにiPhoneでスナップをした。 7月初旬の夕方ごろ、いい光だった。 今回はLightroomも使わず、iPhoneの『写真』アプリの編集機能でちょっと調整をした。 僕が編集でとにかく大事だな、って思うのは、トリミング。写真を任意の範囲に切り取ること。それが

          スマホでフォトウォーク〜声に悩む人の写真教室

          船に乗った日

          なんだか調子が上がらないな、という時は、いつもと違う乗り物に乗ってみる。バスや電車、船。逆にいつもは電車のところをあえて歩いてみたり、そんな些細なことだけど、気分はぜんぜん変わる。撮れる写真も変わる。 移動の速度も違うし、見える景色も違う。カメラを持ってると、いつもとちょっと違う景色に心がふっと動かされて写真を何枚か撮る この日は横浜に行った。予定を済ませてから、せっかくだからと、船に乗った。 その日に撮った写真を取り込んで、何枚か現像して、そんな写真を眺めていると、今

          鉄道博物館

          梅雨も明けない7月のある日。鉄道博物館に行った。電車を見に行くのだから、電車で行きたいところだけど、天気は雨。車の方が楽なのだ。 到着したのは、朝10時ごろ。まだ薄暗い。広い駐車場には大型バスが数台停まる。所々に水溜まりがある。細かな雨が降り続いている駐車場には、乗用車はあまり止まっていない。 じめっとしていて、汗ばみ、着ているものが肌ににまとわりついて、からだも気持ちもほんのり重い。 実物大の鉄道たちが車両基地のように並ぶ、博物館の目玉というような場所にはあまり興味を

          台風の日、家族の日

          今日は台風で、仕事が休みになった。 最強クラスの台風が来ると、散々メディアは煽っていた。結果、僕は前日には仕事の休みが決まり、妻も自宅待機に、と職場から連絡があり、うちの保育園児は、保育園を休みにした。 家族3人で過ごすことになった朝8時過ぎ。まだ、最強クラスの台風は顔を見せない。 午前中はのんびりとテレビを見た。 妻はコインランドリーへ洗濯物を乾かしに行ったりもした。 お昼ご飯を食べ、午後はソファやトランポリン、いろいろなものを家のあちこちに配置して、ルートを作り、

          台風の日、家族の日

          海辺のホテルのビーフカレー

          もう今年の夏は、海水浴は終わり。 今年はようやく4歳児も海に慣れた。妻が言うにはお盆すぎるとクラゲが出ると言うし…。(僕はいつも無頓着)それに海に行くと、帰ってからが大変。砂落としに、砂落としに、砂落とし… 帰ってからの洗濯物が、本当にめんどくさい。プールがどれだけ楽か身に染みる。 食事は夏休みの土日、どこも並ばなくてはいけないな、とおもって探してみたら、ちょうど良いところを見つけた。 ホテルのレストランのビーフカレー。 これが一口食べて驚いた。本当に美味しい。 田舎

          海辺のホテルのビーフカレー

          4歳児と海

          我が家に赤ちゃんがやってきて、もう4年になる。最近は思いがけないことを言ったりして、夫婦で目を合わせ笑いそうになる。 どこで覚えてきたのかこのところは、『実は』、というフレーズが流行っているらしく、 実は僕ね、ウルトラマンアークの絵を描きたいから練習してるんだ。 なんていうことを今日の夕食の時、夫婦で絵についての話をしていた流れに突然放たれた発言に、吹き出しそうになった。 ちなみにそんな練習している気配はない。少なくとも家では。 夏といえば海。 花火大会を見に、海の

          生きる。写真を撮るということは。

          写真をやってて良かったと思う。 僕の人生を支えてきてくれたのは写真を撮ることとだった。 もうずいぶん前のことになる。 用事を済ませたある朝。晴れとも言えない曇り寄りの晴れ。バスに乗って心療内科に行った。バスの車内は、座席に程よく乗客が埋まっている。その帰り道に色々考えた。バスの外を見ながら、モヤモヤしていて、その正体はなんだろうと。 よく考えて、わかったことがある。医師も、カウンセラーも、結局は、心の病がない世界まで僕を引き上げてくれるわけではないということだ。 結局は

          生きる。写真を撮るということは。

          【初心者向け】撮影後、iPhoneで現像からSNSアップロードを完結するための僕なりのワークフロー

          ※この記事はAdobe Lightroomを使用することを前提に書かれています ※この記事はiPhoneを使用することを前提に書かれています そもそもiPhoneで現像する前に、【Raw現像】とは何かを知る現像は、文字通りに解釈すると現れる像、となります。RAWというのはファイル形式の名前です。 英語でRAWは生っていう意味がありますが、生のデータなのでそのままでは写真として扱うことはできません。現像することが必要になるのです。 カメラの設定で、RAWで撮影するかJPE

          【初心者向け】撮影後、iPhoneで現像からSNSアップロードを完結するための僕なりのワークフロー

          街の匂い  ーYokohama

          最近この街にくる頻度が高い。また8月も行く予定がある。また来月も2回行く。なんだか、呼んでもらえているようにも感じる。 この街は、人口370万人を有する大都市で、港町であり、誰もが知る観光地でもある。外国の方も多い。 この街は、僕にとっては学生時代、学校までの通り道だったし、住んでいたことも、働いていたこともある。すごく馴染みのある街。 僕にとっては、馴染み深い街のうちのひとつ。悩み苦しんだ時を過ごした街でもあるし、この街が心を軽くしてくれたこともある。だこら、この街は僕

          街の匂い  ーYokohama

          海のある町まで

          海のある町へ行った。雨が降るか降らないか、そんな天気。 ランチの時間にその町に着く予定だった。海鮮が食べたいと思ったが、町が近づき有名店と思しきお店のそばを通るたび、ものすごい並んでいる。 無理だ。 幼児と一緒に、待つことも、しかも雨の中でなんて無理だと思った。 海の見えるホテルのレストラン。 直感で、なんとなく、混んでいないはず。 そう思った。 当たりだった。直感は間違ってなかった。全く期待していなかったけど、大当たりだった。ビーフカレー、めちゃくちゃうまい。お

          2024・7・7開催 声に悩む人のための写真教室

          はじめに キクチヒロシ、といいます。 一児の父、そして、吃音です。声に悩む人です。 仕事は福祉施設で、障がい支援の職についていて、写真を撮る人してます。 妻はフリーでウェディングのフォトグラファーやっていますが、僕はプロでもなんでもありません。 僕の場合は、自分のやっていることの、スナップ撮影や以前は吃音ポートレート(吃音の当事者の撮影)など好きなことのをXに投稿したり、その延長で、イベントの撮影やマッチングアプリなどでのプロフィール写真撮影もしました。こちらは、お金をもら

          2024・7・7開催 声に悩む人のための写真教室

          写真、どれくらい撮ってますか?

          写真が上手い人は一ヶ月にどれくらい写真を撮るのか、気になりませんか? そこで、Twitterでアンケートを実施してみました。 わたしの場合 ・ストリートでスナップ中心 ・僕の毎月の撮影枚数は1000枚を目標にしていて、大きく上回ることもあれば、ギリギリ下回ることもある。 結果はこちらです:ざっくりいうと、おおよそ35%の人が一ヶ月に700枚以下を撮影し、残りの65%はそれ以上を撮影していると回答しました。 ※本アンケートの詳細な結果については、こちらのツイートをご覧い

          写真、どれくらい撮ってますか?