デザイナーとして大切にしていること
デザイナーとして長く仕事をしていると、問われることがある。
デザインの仕事で大切にしていることは何?と
説明したり、文章にすると兎角、長くなるこの問い。
最近は簡潔に説明する(できる)ようにしています。それは、
“感性と美意識”
サービスでも商品でも、有形でも無形でも、買ってくれる人の顔を思い浮かべながら作られたモノやコトは作り手の丹精が込められています。そして不思議なことに、自然とその丹精が伝わる人がいます。その人がゆくゆくは『ファン』になってくれます。
その『丹精』こそが独自性であり、美意識となります。この美意識を込められる人(デザイナー)と感じとれる人(お客様)の感性が一致して、デザイナーという仕事が、長く続けられるビジネス、さらには事業へと繋がっていきます。
エンドユーザーや見込み顧客を考えて、などと言われることの多い昨今のビジネス。デザイン業界でも言われています。しかし、直に買ってくれる(目の前の)お客様のことを思い浮かべながら作ることが実は一番、大切です。
表面的にカッコいいマーケティングの演出をつけても、買ってくれるお客様はちゃんとデザインの質を見抜きます。だから、すぐに廃れていってしまうデザインが多くなってしまいます。
自分は写真家としての顔も持っています。
そしてその写真も、『丹精』を込めて撮っています。
「なんか分からないけど、いいね。好き。」
そう言ってくださるお客様がいます。そして、私の感性や美意識に共鳴してくれるお客様の雰囲気があるからこそ、何か分からないけど良い写真が撮れる、と私は思っています。
自分の感性や美意識をしっかりと込めて、「いいね!」と感じてもらえるデザイン、そして写真をこれからも丹精込めて創作していこうと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
これからも少しずつ私の仕事感をnoteに綴っていこうと計画しています。