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白梅、Canon Macro FD 50mm F3.5

 樹種の違いにもよるだろうけれど、この辺りでは白梅は紅梅の後に咲く。梅は桜と異なり寒中に咲くので、古来梅見は風流人の催しとされている。ゆえに樹下で宴会などは行われておらず落ち着いて撮影できる。しかしながら弥生3月に入って日中は随分と暖かくなった。


白梅, Sony α7, Canon Macro FD 50mm F3.5, 2025年3月

 マニュアルフォーカスのCanon Macroにて。枝が低く伸びている木を探せば50mmで水平アングルでも寄ることができる。


白梅, Sony α7, Canon Macro FD 50mm F3.5, 2025年3月

 50mmマクロは引きで撮っても自然な画角で扱いやすい。


白梅, Sony α7, Canon Macro FD 50mm F3.5, 2025年3月

 露出オーバー気味で花の色が空の色に溶けていくようにしたつもりだが、中央がやや弱く散漫か。


白梅, Sony α7, Canon Macro FD 50mm F3.5, 2025年3月

 一つ上の画像よりは適正露出に近づけて撮ったもの。細部はよく見えるのだが、花の色は肉眼の印象より暗い。開放F値3.5なのでこの距離だと背景が溶け切らない。


白梅, Sony α7, Canon Macro FD 50mm F3.5, 2025年3月

 最短撮影距離23cmで倍率は1/2倍となる。焦点面は極薄いが望遠系マクロよりはまだ合わせやすい。等倍まで寄るには専用の接写リングが必要。


姫蔓日々草, Sony α7, Canon Macro FD 50mm F3.5, 2025年3月

 おまけの姫蔓日々草(ヒメツルニチニチソウ)。


α7に装着したCanon Macro FD 50mm F3.5

 軽量で扱いやすい50mmマクロ。描写が柔らかいので花を撮るときに割とよく使っている。マクロレンズはレンズの前玉が奥に引っ込んでいる物が多い。近接撮影の焦点調節に長い繰り出し量を確保するため、鏡筒を長く作るのだという話。


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