お腹いっぱい。
飢えてるんだから、
お腹いっぱいにならないと次に進めない。
昨日、京都で暮らして11年。
初めて植物園でトンビにたまごサンドを取られました。
夫を含み何度も、
狙われている人を見ては
「ははは。やられてるわ」
と笑ってましたが
まぁびっくりしますね。
「何事!?」と思ったらもう、
一口しか食べてないたまこサンドが宙に浮き、
3メートルほど先の芝生にポスッと落ち
手元を見ると
トンビの爪にやられた傷跡が残されていました。
そしてその後すぐにトンビに回収されるたまごサンド。
いつもは気をつけているのに、
気を抜いてる時にやれるんですね。
良い経験でした。
さて、
このところの自分の行動を観察してみると
「あ〜、なんかもうこういうのお腹いっぱいやな」
と思ったら、次へ進んでるな
という感じでした。
最近そういうのを書いた気がするんですけど(忘れた)
例えば、いろんな人の超素敵で思いの詰まったウェブサイトが
日々量産されてるじゃないですか。
何かを始めたストーリーやどん底話
そういうものに人は心動かされると分かっていても
なんかもう
「あ、またか」
と思い始めたが最後
わたしはもう、そこに胸キュンするところから
卒業なんだな、と思いました。
そのよく目にする"流れ”が悪いと言いたいわけじゃなくて。
ほんとうに、それぞれが素晴らしい人生を生きているんだなと
感動はするけど今のわたしには刺さらない、
そんな感じでしょうか。
1年、2年前の自分には突き刺さっていたかもしれない。
それぞれ、ステージがあるんだなと
ほんと、見える世界を鏡にして
自分を見せてもらっています。
とはいうわたしも
昨年秋に燃え尽きて燃えカスになり、
そこからのスタートだなんて何度も書いてるんですけどね。
書きながら
だからどうしたって思ったりするんですよ。
これから、どう生きていくのかわかんないですが
どんなステージの人に、
何を届けたいのか、
そういうのを考えていかないとなと思います。
そんな自分を顧みて
「飢えてたんだな」と。
今もきっと、何かに飢えてるんだと思う。
「愛されること」に飢えていたし
「成功」にも飢えていたし
「豊かさ」にも飢えてたなぁ。
飢えてたんだから、
お腹いっぱいになるまでは食べ続けちゃうよなと。
そしてお腹がいっぱいになったら
満足する。
そうやって一つ一つ、
不器用ながらもまっすぐに向き合ってきたよねと
自分を褒めてあげたい気持ちです。
中途半端に満足したフリをしていたことも
あったでしょう。
それもまた。
こうして、
「お腹いっぱい」のサインに気づけるようになったのも
またひとつ成長かなと思います。
身体の感覚を伴いますが
ほんとうに
頭だけじゃなく、身体で何をどう感じるのか
その感覚を養えたのが、
この半年間の大きな成果です。
そのきっかけは⬇️だと思っています。
息することは生きること。
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