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「信仰と想像力の哲学/谷川嘉浩」読書会、やるよ!


読書会は次のステージへ。どうも、神山です。

さて、月に一回開催している読書会も4年目を迎えました。いつも参加していただいている皆さん、ありがとうございます。月に一回、Latteさんと交互に課題本を選んだり、忘年会をしたりしながら続けてきました。詳しくは別の記事に任せるとして、本題としては2021年2月末回(3月開催でも2月末と言い張る)の課題本が決まりましたってことです。

というわけで、当日は著者である谷川さん本人降臨の予定です。月末読書会で直接筆者が参加するのは初めてですね(可能だったが実現できなかったことは何度かありました)。ぜひご参加ください。

選書の経緯

僕のこの名義での活動は蝦夷クラスタ(2012.9-)→fromH(2013.4-)→安田短歌会(2016.9-)→月末読書会(2017.6-)という感じで推移してます。その初期=行く大学が決まるギリギリ前=蝦夷クラスタ※しかなかったころ、関西クラスタ法史学勉強会に参加し、それから関西クラスタのみなさんと交流しているのですが、そのうちのひとり、ミルチさん=谷川さんの論文が書籍化されるということで、じゃあ読書会をやろう!と本の金額も内容も熟慮せず課題本としました(前回課題本の「やってくる」が強すぎた、ということもあり、熟慮した選書ができなかった、というのもあります)。
※日本2.0出版の折、日本各地にゲンロン友の会支部的なモノ(最終的にみんな好きなことをやっていったので、あんまり支部ぽさはないかな)が大脇さんの行脚などもありポコポコできていた。そのうち北海道で生まれたもの。メロン熊。

谷川さん自身は京都市立芸術大学で特任講師をやっている哲学者です。今回の課題本のメインテーマである(だろう)アメリカ哲学というよりは、ボーカロイドとか、ゲーム、観光、SNSとかについて批評を書いていたひとというイメージをもっています。ボーカロイドについてはこちらの本にも載っていますね。

谷川さんとは上記の法史学勉強会のあとも何度かお会いしており、印象的な出来事としては夏(大文字焼の翌週とかに訪ねたかしらん?)にGACCOHでカレーを食べ、「桐島、部活やめるってよ」をみたりしたことですね(この頃は全然映画がわからなかったので、わからないなぁ…ってずっと思っていた)。その後はあまり直接のやりとりはなかったのですが、最近のリモート流行りの結果、『バビロン』リモート読書会で久々にお話ししたな~という感じです。そういうこともあり、わりとミーハーなかたちでの選書となりました。

ほんとうに読めるの?高いよ?

そうなんです。これまでの読書会のなかでは一番高価で、しかも正直専門知が主催側にもあまりない。しかし、前者については「これが去年だったら札幌開催のみ、つまりみなさんは飛行機代などが必要だった」という極論と「この読書会は本を買ってなくても読んでなくても大丈夫」という暴論で解決し、後者については「これまでも俺たちは雰囲気で読み、本を持っていない参加を前提としてやってきた」という実績で突破できると信じています。

いや、もちろん、だから雑に開いておしまい、とするつもりはないですが。

形式については検討中(参加人数なども今回読めていないし、実際いつ書籍が自宅に着弾し、読み始められるかも孤島なので自信なし)で、Latteさんと今後調整ですが、読んでるパートをピックアップして話題を広げる+谷川さんに意図や書き足りなかったこと、書き足したことなどについて聞いていく、みたいなことを思っています。装丁にもこだわったということだったので、「(学位論文から)単著をつくる」ということそのものについても話をきけたら面白いかな、とかも思っています。

当日までに手元資料はアップロードしますので、ぜひご参加ください。

個人的には、趣味などを踏まえてLatteさんと接触が発生すると面白いな……とか、これからの課題本の金額天井がアップしたな…という(倫理がない)ことも考えていますが。

谷川さんはnoteの他にもラジオとかをやっているよ。

ではでは。

2021.2.11追記

と言っていたら前述した関西クラスタさんでも読書会が開かれるようです。月末読書会の翌週、3/13 14:00-です。独立した読書会ですので、あまり気にせず片方参加でも両方参加でもぜひぜひ~!


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