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膝の話。

一年とちょっと前、その当時の職場の階段を踏み外して五段跳び(おそらく)して右足で強引に着地。
特別音はしなかったけど、激痛が走った。
何とか仕事を終えてタクって帰宅。
階段を苦労して上り、保険証をひっつかんでコンビニでお金を下ろし、自宅近くの整体に飛び込んだ。
その時点で膝は大分腫れ上がっていて、整体の先生に整形外科に行くように指示され、テーピングを施してもらい、松葉杖をお借りして、診察時間ギリギリで整形外科へ到着。
レントゲン撮影からの診察で、靱帯だろうとの診断。
湿布と包帯で固定。
MRIを撮りに行くよう指示をうけ、体に合う松葉杖を借り、タクって整体に戻り、タクシーの運転手さんに借りた松葉杖を返却してもらい帰宅。

とりあえず頑張ってシャワーを浴び、湿布を貼り替えて包帯。
膝の腫れはこの辺がピークだった。
薬で眠ったけど寝返りする度痛みで覚醒、うたた寝の繰り返し。
次の日は痛くて出勤を断念(階段降りる自信もなかった)して痛みに耐えるなど。
その次の日も松葉杖がまだ覚束ないので出勤を断念。
買い物にも行けないのでネットスーパーを登録。
重たいもの(牛乳とか酒とか)をメインに週2でお世話になった。

土曜日、MRIを撮りに何とか外出。
膝をのばしきらないと撮影出来なかったので辛かった。
途中、動くな、とありがたい指示を受け、痛みに耐えつつ何とか撮影終了。
直ぐに現像されたMRIのフィルムを渡され、ぐったりしたのでタクって帰宅。
土日に入っていたバイト先には靱帯損傷で長期離脱をお願いし、月曜日から出勤再開。
通院生活が始まった。

通院はバスが1番便利だったので、仕事終わりにバスを乗り継いで通院。
とりあえず週一通院を半月。
半月後からリハビリ開始。
初日は膝の曲がる角度を計られ(これも痛くて辛かった)マッサージをうけ、湿布を貼り替えて貰い帰宅。
帰りはバスが少ない路線経由だった上にバス停にベンチのない場所だったのでとりあえずタクって帰宅。
タクるのもお金が掛かるのでちょっと困った。
ご迷惑だが夏で暑かったので、病院の待合室でバス待ちをして帰宅に切り替え。

リハビリは三日に一回。
お年寄りに混ざりながらマッサージと歩行訓練、スクワット。
結構スパルタだったのだ。

この生活を約三カ月続け、漸く松葉杖を返却。

それだけの話だけど、人生初の松葉杖。
それはそれは邪魔だったし利き足の靱帯損傷だったので辛かった。

歳取ったことを実感した昨年の夏の出来事。

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