本質的な目標を見つける|組織DXのための目標の立て方 - 前編
これまで一気に色々なシリーズ記事を書いてきたので、小休止して補足的なテーマで投稿していきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
本質的な目標を見つける
エッセンシャル思考
筆者が組織DX(もともとは自分やチームメンバーの仕事効率UP)に取り組む最初のきっかけをくれたのが、▼こちらの書籍です。
今回は、▼以前の記事で取り残してしまった
エッセンシャル思考における「本質的な目標」(=本当にやるべき重要な仕事かどうかを見分ける基準)の立て方の解説をしていきたいと思います。
「目的」と「目標」は混同しがち
組織DXという一大プロジェクトを推し進めるには、誰にでも理解できる明確な「目的」と「目標」が必要です。
まとめると、
目的:ビジョン
目標:指標 ※数値(=量・期間)を含むもの
混同しがちな例
▲この回答は「目的(ビジョン)」であり、「目標(指標)」ではありません。
よって、目標設定に誤りがあります。
目標が正しく設定されているかの見極めポイント
=数値(量・期間)が含まれているか
もう少し考えを深めると、
目標(指標)は、目的(ビジョン)が達成されているかどうかを測る基準になっているか
※目的(ビジョン)は達成したかどうかが測定不可能なため、測定可能な目標(指標)が進捗確認に必要になる。
……ということなのです!
エッセンシャル思考における「本質的な目標」を見つける
仕事は、放っておくと増えていきます。
組織DXという一大プロジェクトに取り組むなら、仕事に優先順位をつける(または取捨選択する)ことが必須。
では、何をやって何をやらないのか、どうやって判断すればよいのか?
そのとき役立つのが、エッセンシャル思考における「本質的な目標」設定です。
すなわち、目の前のタスクが
「本質的な目標」を達成するためのものなのか
→「本質的な目標」を達成するための「四半期目標」に関するものなのか
という判断基準です。
もしそうでないなら、勇気ある断捨離を。
筆者自身も、そうやって仕事の整理をすることで、通常業務を回しながら組織DXの推進もして、そのノウハウをこうしてnoteにまとめることができています。
いかがでしたでしょうか?
目標設定は意外と難しくて、気を抜くと間違えがちです。
次回は、要注意ポイントを解説します。
お楽しみに!!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!
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