要注意ポイント|組織DXのための目標の立て方 - 後編
前回の続きです。
目標設定において間違えやすいポイントを解説します。
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
要注意ポイント
必要条件と十分条件
ここへきて数学!?
やーーめーーてーーー
と思った方、落ち着いてください(笑)
筆者のnoteは、「誰にでもわかりやすく」をモットーにしています。
数学の話はしませんので、ご安心ください(;´∀`)
(筆者も数学、苦手なクチです…)
ということで、改めて質問です。
次の文は成り立ちますか?
………
この文は、成り立ちますよね。
では、
………
こちらは成り立ちません。
高校数学では、
と教わるわけです。
問:次の文は成り立つか
一見すると、問題なさそうですよね。
でも、ちょっと考えてみてください。
………………
………………
………………
バックオフィス業務がDX(効率化)されれば、残業時間は減ります。
でも、残業時間が減った要因として想定されるのは、バックオフィス業務のDX(効率化)のみとは限りませんよね。
例えば、次の例でも残業時間の削減は達成できます。
よって、
「残業時間が減ることは、すなわち業務DXが実現されたことを意味する」
とはいえません。
「果物ならばリンゴである」
がいえないのと同じことなのです。
理想的な目標設定:「目標」を達成したならば、「目的」を達成したといえる
上記の例であれば、
よりは、
の方が目標設定としては理想的といえます。
いかがでしたでしょうか?
目標設定は意外と難しくて、気を抜くと間違えがちです。
正しい目標設定は、組織の推進力を最大化します。
もし「あいまいな目標設定にしてたかも…」という場合は、
これを機にしっかりと定めていただければと思います!
今後も、DXに関する色々な実体験をまとめていきたいと考えております。
お楽しみに!!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!
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