詩:花束
木々の香り
すきまからのぞく言葉たち
私はこの世界の
小さな喜びに手を伸ばし
この身体に
そのいのちを
すこしだけ預かりたい
手に湛える花々の色
道が彩る私の歩み
この手いっぱいに
こぼれ落ちていく花びら
はかなさを想いながら
あなたにこの花束を差し出す
どうか忘れないようにと
小瀬村晶さんのこの映像作品を見て、詩として言葉をあてたものです。
映像作品がきれいだと言葉があてやすいですね。
ナラティブメディスンの芸術鑑賞の一環でつくりました。
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