文系事務職がゼロから競馬予想プログラムを作る話~文系事務職がUdemyで機械学習勉強してみた~
前回までのあらすじ
機械学習に関するプログラミングを学習したいと思いつつも、なかなか踏み出せなかった私。ふとしたひらめきから競馬予想のフィールドで機械学習をすることを思いついたのであった。
勉強前の状態について
さて、本格的に機械学習の勉強を始める前にプログラミング及び機械学習(≒数学)に関する私の当時の状況を確認しておきましょう。
中高時代: ゲームが好きで自分でもプログラミングができればいいなと
いう軽いノリで教科書を購入した。中学2年の夏休みを丸々使
い、教科書のコピーペーストでシューティングゲームを作成。
しかし、敵に当たっても相手が破壊されないというクソゲーを
作成してしまい、しばらくプログラミングから離れる。
大学受験: 国公立大学文系志望のため、数学を2次試験まで使用した。
最終的に入ったのは、別の私立大学だが、そこでも数学を受験
して入った。
大学時代: 微積分、線形代数、統計学の基本科目を履修した。数学強化
プログラムなるものも修了した。プログラミングはRを少し齧
った程度。
社会人時代: 事務職なのでPCにはよく触るが、ワードとエクセルしか触
らない。数学なんぞ使わない。統計学の使った仕事がしたい
という思いから、統計検定2級を取得した。
以上。機械学習を勉強する上では数学(特に統計学)をたまに使いますが、その点はひとまずは問題なさそうな感じです。一方でプログラミングはほぼゼロからの学習となります。
プログラミング漬けのGW
さて、何かを勉強するためには、時間が必要です。幸いにも私が機械学習の勉強を思い立ったのは、4月下旬。目の前には何も予定がないGW(´;ω;`)が待ち構えていました。
この時間を利用しないわけがありません。前回の記事で少しだけ触れたUdemyの講座を一気見することにしました。
【世界で18万人が受講】実践 Python データサイエンス
https://www.udemy.com/share/101s92BUUYeVdXQHQ=/
「大切なことは勢いだ!」内容の定着はともあれ、この講座をGW+1週間ほどをつかい、SQLの部分を除いて全ての映像を視聴しました。
今思い返すと、このやり方は正解とは言えませんが、「機械学習とは何か」「Pythonで何ができるのか」ということを手っ取り早く理解する目的という観点では、かなり良い手段だったと思います。(後々その代償を払うことになると思いますが…)
この期間(5月上旬~中旬)にやったこと
・ Pythonを使った基本的なプログラミング
・ numpyを使ったベクトルや行列の操作
・ pandasを使ったデータ処理
・ matplotlib、seabornを使ったデータの可視化
・ 回帰分析による実践的なデータ解析
・ 機械学習の基礎
以上の内容を学習しました。定着度合いははっきり言って微妙でしたが、私の頭の中では、「機械学習って難しそう」から「自分でも機械学習ができるかもしれない」という考え方のシフトがこの時はっきりと起きました。