#17 蔦の生えた山のカレー屋ダンガリー、そして海の街のカレー屋ナーランダ【山形】
どうも、毎週月曜更新勝手にカレー哲学です。
親愛なるカレーラヴァーへ。
夏といえばカレー。今日は弾丸で行った山形の山のカレーと海のカレーをご紹介。
なかなか足を伸ばせないかもしれませんが、東北の老舗のカレー屋さんは旅気分も相まってとてもグッドでした。
アジア料理&JAZZ ダンガリー(長井市)
仙台から車を飛ばすこと2時間あまり。山形県長井市にそのカレー屋はあった。蔦の生えた外観に、小洒落た喫茶店のような内装。店主さんは静かに出迎えてくれた。
メニューの絵が可愛い。これを店主さんが書いていると思うとほっこりしてしまう。
メニューを見るとカレーは8種類ある。日本からタイを経て、インド亜大陸に至るカレーが並んでいる。その中でもネパール、スリランカ、インドのカレーに心惹かれるものがあったので6種類を頂く。
ネパールのチキンカレー、ククラコマス。五反田のランチで食べたポカラカレーに似ている。油は多いのだがニンニクの効いたチキンのカレーは夏にぴったりだ。これは肉と野菜からでた水分だけで煮込んでいるのだという。ちょっと辛めだが、ご飯とよく合って食欲をそそる。
インドの豆のカレー。ひよこ豆やラージマなど数種類の豆が混ざっており、しみじみほっこりと美味しい。
さらにインドのカレー、鶏のキーママター。北インドっぽくリッチな味わい。生クリームを使ったりしていてかなり細挽きのキーマカレーながらもなにか重厚感がある。
三種類合ったのがスリランカのカレーで、まずはタミル風のチキンカレー。スリランカらしくココナッツミルクで仕上げられている。
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