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シャンティニケトンで出会った田舎のベンガル料理 #カレーだいしゅき手記

シャンティニケトンはインドの西ベンガル州に位置し、コルカタからは北西に位置する。インド国歌とバングラデシュ国歌の作詞者であるラビンドラナート・タゴールによって設立されたビシュヴァバーティ大学があり、街全体が世界文化遺産に指定されている。大学のキャンパスがある街というよりは、街全体が大学であり、その中に街があるという状況らしい。どういうこと。

シャンティニケトンとタゴールには以前から関心を寄せていて、かなり前にKindleで買ったこの本を読んでいた。著者はプロビール・ビカシュ・シャーカーというバングラデシュ人。完璧な日本語で書かれている。すごすぎ。

インドの独立に際しどのように日本が関わっていたか。岡倉天心とタゴールの交流、中村屋と革命のエピソード、東京裁判のパル判事の話など興味深いトピックがたくさんあって、インドの独立に際して中心になったベンガルの土地や人々のことをもっと知りたくなった。そういえばホストマザーの家庭の苗字もBose ボースだった。よくある名前なのだろうか。

ホストマザーも子供の頃はシャンティニケトンに住んでいたらしい。それもあり、友人のAnuradhaさんという方が会社の偉いポストを辞して父親のNGOを継ぎ、ゲストハウスを運営しているという。村の料理を作ってくれるからとおすすめしてくれて、列車も予約してもらった。コルカタで合流したなますてクッキングと一緒に日帰りでシャンティニケトンを訪れた。

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