
東京マサラ部11.ベンガルのダール
豆類は文明の黎明期から栽培されている歴史ある作物といわれる。インド亜大陸の他の地域と同じように、もれなくベンガルの人々も豆をよく食べる。
豆の中でも挽き割りにした豆はダールと呼ばれ、毎日の味噌汁のようにつかわれる。
豆にも色々と種類があるが、一番食べられているのはマスールダール、つまりオレンジ色のレンズ豆。ハラールショップに行くとsplitとfootballの2種類が売っていて値段も異なるのだが、ひきわりかホールかの違いなのでどちらも味は一緒。
家庭とレストランでも異なるのだと思うが、バングラデシュ滞在時はカレー、というよりスープというべきようなダールをよく食べた。
こちらはおよそ一年前、ダッカの友達の実家で食べたダール。しゃばしゃばな仕上がりで塩味は強め。食事の最後にお米とともに食べる。激しくお腹をこわしてしまったときに頼れるのはライスとダールだけだった。
ベンガルと日本には共通する味覚があるような気がするが、その一つが味噌汁とダールなのかもしれない。
マスールダールは早く煮えるし味も美味しいので一番重宝する。
固まったレシピではないが、自分が最近よく作るベンガル風ダールの作り方を書いてみました。
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