年度初めに「対話」への思いを。
3月もあらかじめ決めていたテーマは変更し、「いま、話したいこと」というテーマで、ふらっと立ち寄ってもらえるような場の開催を続けました。
今、現在の世界情勢などから、世の中が混とんとしていて、
みんながいろんなことを思い、いろんな気持ちでいる、そんな空気があるので、
「安心して話せるためのルール」を設けている場だからこそ、安心して話してもらいたい、そんな気持ちでテーマを変えて開催することにしました。
私についている「＃（ハッシュタグ）」
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今回出たお話の中で印象的だった言葉は「＃（ハッシュタグ）」。
私たちは自分にいろんな「＃」が付いています。
私で言えば、
#子育て中
#ママ
#男の子の母親
#ワーキングマザー
などなど、、、
「子育て」や「母親」ということにまつわるものだけでもこれだけ挙げられます。
その話していく中で、図らずも、「場作り」とは、「対話」とは、と考えるような時間になりました。
ふぃろそふぃあを始めた理由として、「子育て」という文脈を通じて、いろいろな人と出会い、安心して語れる場が作りたい、という思いがありました。
そのきっかけとなったのは、育休中に出会った2つの場でした。
1つは息子がまだ赤ちゃんだった時に参加した、子育てワークショップです。
そこには「子育て」というキーワードに興味があり集った老若男女の方がいて、豊かな時間が流れていました。
もう1つが、2013年から関わり続けていた対話の場づくりの活動で、そこでは、「ママ」、「母親」といった一面の奥の、「私」「自分」ということにフォーカスして話をすることが大切にされていました。
出産後「＃ママ」とタグをつけられたような気がして息苦しく感じ、
「1人の人」としての話をする場所を求めていた子育て中の私にとって、この２つの場に出会ったことはとても大きな経験でした。
そのような経験から、「＃母親」や「＃ママ」も（時に「＃パパ」も）大切にしつつ、
そうではない「1人の人」としてのその人独自のいろいろな「＃」もまた大切にしたいと思うようになり、
お互いの話を聴き合える場を創りたいと思い、活動を続けています。
異なる「＃」を持つ人たちが集まる時、そこではどの様に対話ができるのだろう
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そして、「＃（ハッシュタグ）」という言葉からは、
異なる「＃」を持つ人たちが集まる時、そこではどの様に対話ができるのだろう、ということに話題が及び、
本当に「対話」をしていくのだったら、全く違った「＃」を持った人と触れ、意見を聴くこと、それこそが「対話」なのではないか、という問いかけに、
「対話」ってなんだろう、と思いを巡らせる時間になりました。
そのことに明確な答えはいまだ見つかっていないし、もしかしたら答え、というようなことはないのかもしれないです。
ただ、時に同じような「＃」を持った人同士で話す場というのも、創っていきたい。
それは、その「＃」が、その人にとって、
インパクトがあったり、話しにくかったり、すごく話したかったりすればするほど、大切に扱いたいと感じるからです。
そして、自分と異なる、知らない世界に触れることができる機会もまた対話の醍醐味のひとつだなあと感じています。
対話の場を開催するものとして、ふぃろそふぃあでは、
異なるものを「対立」ではなく「出会い」として、対話ができるような、
そんな場づくりを目指して行けたらと思っています。
そのためには、開催する方も胆力というか、体力が必要だな、というのがあって。。。
これについてはまた今度の機会に！（笑）
＊
年度初めのご挨拶の代わりに、
取り留めのない思いを書いてしまいましたが、
そんな思いで、これからも対話の場づくりを行っていきたいと思います。
いいね！と思ってくださった方は、
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「あなた自身が大切な存在だから、
あなた自身のために時間をつくってみてほしい。」
ふぃろそふぃあではこのことを大事に、
毎月第3土曜日にサロンを開催しています。
（今はコロナの影響でオンラインで開催中です。）
特に子育て中は、何かと追われがち。
なんでこんなに頑張ってるんだろう、なんてふと我に返ることもしばしばです。
そんな中だからこそ、お互いの話を否定せずに、じっくり聴きあう。
そんな時間を過ごして、心のストレッチ、ご一緒しましょう！
子育てサロン ふぃろそふぃあ は・・・
子育て中の母3人が中心となって運営する、
子育てにまつわる悩み、不安、もやもや、その他話したいことを、
安心してゆったりじっくり話せることを目的とした、ワークショップ形式のサロンです。
（現在はオンラインで開催中）
※子育てサロン ふぃろそふぃあ は、世田谷区社会福祉協議会の「地域支えあい活動」として運営しています。
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