忘れてはいけない存在。時代の狭間に生きた、少女詩人『螢』
1999年秋。今まで音楽なんて全く興味がなかったが、姉から古いCDラジカセをもらい、それをきっかけに何かCDを買おうと思いCDショップへ。たまたま立ち読みした雑誌にあるCDの広告が。
「・・・買わなければ。」
強くそう思ったのを覚えている。それが螢(ほたる)の『ハリガネ』との出会い。
螢
螢(ホタル、1985年7月22日 -)は神奈川県出身のポエトリー・リーディング、ポエトリー・シンガー。 1999年にBMGファンハウス(現Sony Music内アリオラジャパン)よりメジャーデビューした。
1998 -
現所属プロダクションのダブルフォックスにスカウトされる。
ある日ノートに赤いペンでぎっしりと書き込まれた詩集を事務所に持ち込む。
13才ながら独特の世界観と手直しの出来ない完成度を持つその詩に、試験的に音楽を付加したことから現在の彼女の表現スタイルと、インディーズ活動がスタートする。
出典 螢 プロフィール・活動履歴
デビュー前 - 1999年
子役として活躍していたが、プロダクションのダブルフォックスを通じ音楽プロデューサーの山本伊織氏に書き溜めていた詩を見せ評価される。その後、二人の作ったデモテープがBMGファンハウスのレーベルプロデューサーであった猪野秀碧氏の手に渡り、その作風の斬新さ、過激さから同氏が立ち上げたインディーズレーベル「JOTA」よりインディーズ・リリースを果たす。そのインディーズ盤がヒットを記録し、そのまま同氏の所属していたBMGファンハウスからメジャーデビューするに至った。
出典 螢 (歌手) - Wikipedia
1999年 - 2001年
“少女詩人”として、本人の書いた詩の朗読や、囁くような歌声が共感を呼び、公式サイトのBBSにはファンからの書き込みが殺到、当時の中・高生に絶大な人気を博した。 1999年1月に13歳で銀座小劇場にてライブ・デビュー以後、同ライブ会場でライブを重ねる。当時、途中退席できないライブと話題になった。
1999年6月にインディーズ・デビュー盤であるアルバム「ガラクタ」が発売間もなく、異例の売り上げを記録、1999年11月にはBMGファンハウスより「ハリガネ」でメジャー・デビュー。
2000年は「カゼドケイ」等CD3作、DVD1作を発売、2000年4月に青山・草月ホールでライブ、2001年1月のNHK「クローズアップ現代」のテレビ出演、及び自身がラジオパーソナリティーの「螢の星くず」(2000年4月-2001年3月)など、2001年にかけて、コンスタントに活動するが、2001年6月六本木俳優座でのライブを最後に一旦活動を休止。
出典 螢 (歌手) - Wikipedia
2002年 -
2002年には再びインディーズに戻り、9月にセルフ・プロデュースによるアルバム「白ひつじ黒ひつじ」を発売。 以降は自主レーベル螢舎で活動する。 同年11月にはアルバム発売記念、初のインストア・ライブ&サイン会をタワー・レコード渋谷店にて行う(現時点での実質、最後のライブ)
2003年初のフルアルバム「螢」を発売。アルバム発売後2003年11月にライブを予定していたが、体調不良を理由に中止。しばらく休養をとっていたが、2005年より公式サイト「星くず」にてブログを開始し、再活動の兆しがあったが、2005年2月にを更新した以降、更新がなく、2008年の7月頃にはサイト自体が削除されてしまった。2011年現在は引退状態である。
出典 螢 (歌手) - Wikipedia
その他の活動
荒木経惟写真集:『唄女(うたいめ)』
『唄女(うたいめ)』
B5版/ハードカバー/176ページ
発行(株)ヌーベルグ-/発売(株)バウハウス(03-5229-0190)
価格:3500円(消費税別)
登場アーティスト
椎名林檎
松崎ナオ
松田マヨ(デイジー)
朝日美穂
ロリータ18号
Bonnie Pink
OLIVIA
Sugar Soul
坂本美雨
螢
azumi(wyolica)
MariMari
小日向しえ
小島麻由美
ME-
ACO
岡北有由
中村蕗子(CORE OF SOUL)
清家千晶
映画:東京マリーゴールド
【キャスト】
田中麗奈
小澤征悦
斉藤陽一郎
小林沙世子
長曽我部蓉子
螢
石田ひかり
寺尾聰
樹木希林
三輪明日美
辻脩人
康すおん
井川修司
渡辺香奈
JACK WOODYARD
小野麻亜矢
菅原香織
劇中歌:『カゼドケイ』唄:螢
ラジオ:螢の星くず(FM TOKYO) (2000年4月-2001年3月)
画像
リンク集
秘メ螢
ファンサイト
螢のコトバ図書館
過去のテレビ出演やインタビューなどで螢が発した言葉を文字化。
一部環境では文字化けして読めないことも。