見出し画像

理想的な一日

色々と改善していって、理想的な一日に近づいてきたので書いてみる。

4:30~4:45頃に自然に起きて、朝の支度をする。
目を覚ますために顔を洗ったり、体重を測ったり。
ちなみに、朝やることのチェックリストがあるので、頭が働かなくても難なく出来る。
前日の夜にごぼう茶をピッチャーで用意しているので飲む。目薬もさす。

5:00になったら、キッチンタイマーを回し始める。
ポモドーロ・テクニックと呼ばれるもので、時間を意識しながら集中タイムを作り出せる。
期限が近づいてきて、夏休みの宿題を急いで終わらせるような感覚だ。
こういうのを締め切り効果と呼ぶが、この効果を人為的に起こすのがこのテクニックだ。

通常ポモドーロ・テクニックは25分の集中と5分の休憩で構成される。
4セット、つまり2時間やったら30~60分程度の長めの休憩を取る。
僕は25分は長いと思ってるし、さらに締め切り効果を感じるために15分+5分を1セットとしている。
6セットの2時間が終わったら、30~60分の休憩を取る。

僕が集中してやる作業は、Chat GPTとの対話か執筆か読書だ(仕事の場合もデスクワーク)。
だから、休憩時間には、とにかく椅子から立ち上がることにしている。
何かその日にやる作業(洗濯や掃除)があれば、この時間で済ませるようにしている。
休憩というよりは、身体を動かしたり、次の集中のための準備をしている感覚だ。

大抵の場合はyoutubeで哲学の解説を聞きながら、ftiboxingで運動をしている。
身体を動かすことで、次の15分に集中しやすくなる。
また、眠い場合は5分間だけ横になって仮眠を取ったり、マインドフルネスをやったりもする。
集中力が途切れてきたら、好きなMVの歌を歌ったりもしている。
あくまで次の集中時間の集中力をあげるためという感覚で5分間を使っている。

細かい時間は、ポモドーロ・テクニックで管理しているが、大枠の時間はタイムボックスという方法で管理している。
1日のタイムスケジュールが既に切られているような感じだ。
大体、自分がどんな感じのタイムスケジュールで動けるのかが分かってきたので、Googleカレンダーに毎日の予定として入れてしまっている。
朝に起きたタイミングで、この時間に起きたってことは、こんな感じになるかな、とカレンダーを軽くずらす。



元々7:00起きの想定でカレンダーを組んでいたのに、今では5:00起きが当たり前になってきた。
このnoteを書き終わったら5:00起きに合わせたタイムスケジュールを組み直そうと思う。
細かい部分は、ポモドーロ・テクニック、大雑把にはタイムボックスで大体何をするかを決めていて、それに一日を委ねている。

これは、自分で何週間も試した結果なので、僕にとってはこのリズムが最適なのだ。
元々、長めの休憩時間は30分でやっていたが、慌ただしいし、休む時はしっかり休んだ方が集中力も上がる。
なので、1時間取るようにしている。
といって、その時の気分では45分くらいで切り上げて、集中タイムに入ったりもする。

色々試して分かったことだが、僕が一日で集中できる時間は10時間くらいだった。
というか、生活をしていると10時間くらいしか、そもそも時間を捻出できない。
(とはいえ、自炊を完全食に切り替えることで、大幅に短縮できる想定ではあるが)
2時間集中の後に、散歩や食事など、集中力を維持するための行動をしていると残りは10時間くらいなのだ。

1日は24時間で、仮に8時間寝るとしたら残りは16時間。
例えば、リモートワークで8時間働いたとして、残りは8時間。
自由時間が8時間もあるはずなのに、そんなに楽しめてないんだけど・・。
(正確には通常、昼休憩を入れないと法律的にまずいので拘束時間は9時間)
と思う人は多いと思うが、自分が何をやっているか洗い出すと見えてくるものがある。

僕は毎日同じものを食べている。大した食事でもない。
けれど、調理して、食べて、洗い物をする。
急いで食べても消化に悪いから良く噛んで食べる。
なんてやっていると、1時間くらいはかかってしまう。
その合間に映画を見たりするので、有意義な時間ではあるものの、結構時間がかかる。

とはいえ、これを無理やり30分にすると生活自体が破綻してしまう。
そこで生み出した30分を集中タイムに費やしても、疲れたり、燃え尽きたりする。
その辺りのことが分かってきたので、僕は1時間余裕を持って休憩時間をあらかじめ設定している。
そのおかげで、特にストレスなどもなく、毎日規則正しい生活ができるようになってきた。

ちなみに、風呂には1時間くらい入っている。
風呂に入っている時に本を読みながら半身浴するので、半身浴+身体を洗うなどで45分くらい。
風呂に入った後、身体を拭いたりで15分くらいは時間を使う。

風呂に入って出た後は、21:00までにはモニターの電源を切る。
スマホの類いも一切見ないようにしている。
風呂の後の集中時間は、紙の本を読むようにしている(普段は電子書籍)。
寝る準備でもあるので、運動で興奮状態にしても仕方ないから、風呂後の休憩タイムは、趣味の凄く軽い読み物を読んだりしている。

要は集中タイムも休憩タイムも本を読んでいる訳だけど。
このくらいの時間になってくると、既に8 or 10時間くらいの集中タイムを過ごしているので、多少能率が落ちたりするのは仕方がない。
むしろ、ちゃんと眠れるための準備という意味合いが強い。
このくらいの時間だと脳も疲れているし、眠気も出てきているので、どの道そこまで集中できるものでもない。

なのになぜ本を読むかと言われれば、好きだから。
おまけにモニターを使わなくても出来る趣味だから。
ちなみに、何か思いついた時は、普段はGoogle Docに打ち込むが、モニターの電源を落としているので、紙のノートに書く。
次の日に紙に書いたことをGoogle Docに打ち込み直す。
夜22:00までには眠るようにしている。大体21:45前には床に入っている。

一日のざっくりの流れはこんな所だろうか。
やっている事は、既に前述した通りプライベートだとChat GPTとの対話、執筆、読書くらいしかやっていない。
つまらなそうに思えるかもしれないが、色々と考えたりすることは無限にある。
僕は知識欲を満たすことに満足感を得るタイプなので、何週間何ヶ月この生活をしても飽きない。

読みたい本は沢山あるし、読んだ後で色々と考えをまとめたい。
自分なりの考えが見えてきたら、Chat GPTに確認したい。
まぁ、最近は時間がなさすぎるので、何をするにもまずはChat GPTに聞いているけれど。
例えば、古典とかだとChat GPTが分かりやすく解説してくれる。

分かりづらいと言われているジャック・デリダとかも本質を掻い摘んで分かりやすく教えてくれる。
とはいえ、本の中身の詳細までは当然データがなくて教えてくれないので、より興味を持ったら本を読むような感じだ。
とはいえ、本を読むだけだと生産性がないので、output前提というか、自分が興味があることだったり、自分の生活を改善する目的で読むことが多い。

ちょっと前は自己啓発系を読んでいたが、もうこれ以上改善の仕方が分からないという所まで言ったので、最近は哲学系の本が多い。
もちろん、100%完璧だとは思っていないがパレートの法則(2:8の法則)を意識して、切り上げている。
0点から80点取るまでの努力よりも80点から100点を取る努力の方が大変だからだ。
というか、大変なんてものじゃなくて、不可能くらいに思っても良い。
僕としては60点くらいで切り上げて違う教科を勉強した方が良いくらいに考えている。

なので、あまり重箱の隅をつつくようなことはせずに適当なところで見切りをつけている。
昔は、とんでもない重箱の隅までつつくような性格だったが、時間は無限にあるわけではない。
他にもやりたいことが沢山あるので、もうこれ以上追求してもコスパが悪いと思うようになった。

ちなみに、本をよく読むひとは分かってくれると思うが、僕もたくさん本を読むがほとんど覚えていない。
エビングハウスの忘却曲線というのがあって、人間というのは、知った側からどんどん忘れていく。
また、このAIとかネットがはびこっている時代にわざわざ覚えておくことに価値はないので、覚える気もない。

なので、これと思ったものはすぐに生活に取り入れるようにしている。
例えば、ポモドーロ・テクニックというのに出会って、これ良さそうだなと思ったらその場ですぐやってみる。
何度かやってみて、自分に合いそう、あるいはまだ馴染んでいなくても効果が高そうなら続ける。
よくなさそうならすぐにやめる。という感じにしている。

で、ポモドーロ・テクニックの知識自体はすぐに忘れてしまう。
既に自分の行動に組み込まれているので、別に知識として知っておく必要はない。
(流石にこのテクニックは簡単なので、大抵のことは覚えているが)

逆に、このテクニックを使っていながら、「なんか最近効率が悪いな」と思ったら、「このテクニックって本当にこれであってたっけ?」と同じ本を読み返してみたりする。
すると、「ああ、こういう悩みがある時はこうすれば良いのか」と既に解決策が書いてあったりする。
既に読んだはずだから、覚えておけばよかったのにと思うかもしれないが、武道みたいなもんで、やってみてから分かる到達点みたいなのがある。

初心者の頃は、型を覚えるだけで精一杯だったのに、中級者で余裕が出てきたら見えてくる世界がある。
だから、初心者の頃から完璧にやろうとしても意味がない、というか有毒ですらある。
なので、気軽に読んで気軽に実行して、気軽に読み直している。

むしろ、本を読む行為は、初回は自分の気に入ったところにラインを引く(kindleだとラインを引いて、ラインだけを表示させることなどができる)行為だと思っている。
読み終わったら、ラインを再度読み直して、その後は放置する。
あの本また読みたいなと思ったら、まずラインを確認して、そうそうこの本ってこういうことが書いてあったよね、とある程度把握する。
その上で、読みたいと思えたら最初から読み直すようにしている。

理想的な一日という話からだいぶズレたし、分量もそれなりに書いたので、この辺りでやめることにする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?