今年、第一子が誕生し育休を取得をしてめちゃくちゃよかったのでお勧めしたい
こんにちは。Leaner 開発チームのガーシー です。今日も子が可愛すぎてメロメロです。
Leaner Technologies Advent Calendar 2023 2日目を担当します。
今年は5月に第一子が誕生し、産後の2週間と、生後3-4ヶ月目の2ヶ月間の計2.5ヶ月育児休業を取得しました。
あらゆるところで話されているし社会的にも育休を勧めているため、改めて伝えるはなしでもないかもしれないですが、私が感じた育休を取得すべき理由を私の経験を交えつつ書いていきます。
そして育休取得を悩んでいる方、これから検討する方、そしてその周りの方に読んでいただいて、背中を押すきっかけになると嬉しいです。
私の考える育休取得するべき理由
まず伝えたい育休取得するべき理由を大きく3点紹介します。
人生の良い思い出になる
あたらしいことを始めるきっかけになる
チーム目線でも良い経験になる
人生の良い思い出になる
「わが子と生涯で一緒に過ごす時間」はとても短いことが知られています。(参考: 母親は「約7年6ヶ月」、父親は「約3年4ヶ月」。わが子と〇〇する時間の短さに涙が出そうーー)
連続して丸一日子どもと過ごす機会となるとより機会がないのではないでしょうか。特に新生児期、乳幼児期は日々成長が感じられるタイミングです。
パートナーと一緒に育児というはじめての経験を協力しながら乗り越えて、子どもの成長を見て幸せを噛みしめるのは貴重な時間になります。
私は産後の2週間と、生後3-4ヶ月目になる2ヶ月間の計2.5ヶ月育休を取得しました。妻が産休明けすぐに仕事復帰する予定だったため、3-4ヶ月目の2ヶ月間は取得することを決めていましたが、先輩パパさんから育児一緒にスタートするの大事 と聞いていたので産後にも、まず2週間の育休取得をしました。(2022年10月より「産後パパ育休」制度がはじまり育休とは別で産後取得できるようになっています。)
スタートダッシュを共に切ることによりお互いに育児の練度を高めてワンオペできるように仕上げられ、個人の時間が欲しい時には子どもをまかせられています。また、ワンオペを経験したからこそワンオペの大変さが理解でき、お互いに協力せねば!という気持が醸成されます。
2回目の育休に入り妻が職場復帰してからは、私が日中基本ワンオペでしたが問題なく安心して過ごせました。
その甲斐もあり、子と二人で新幹線で横浜から山口まで移動し、1ヶ月弱、実家に滞在もできました。子を私の祖父母に合わせたり、私の親と長期過ごしてもらうこともできて親孝行もできたと思います。
長期間子どもと時間を共にでき、はじめて寝返りができた瞬間、はじめて声を出して笑った瞬間など、日々、新しくなにかができるようになった時に立会えたことはかけがえのない思い出です。
あたらしいことを始めるきっかけになる
子どもが家族に加わると生活のスタイルが変わってきます。そんな機会に習慣を見直したり、新しい生活スタイルに適した行動をとりいれたりという転換点になりました。
ワンオペ育休でも慣れてくるとわりと暇な時間が多かったです。このまま2ヶ月過ごすと時間の使い方で後悔しそうだなと思い、あくまで育児優先しつつですが緩い目標を立てました。
そのおかげで下記のような習慣ができました。
Podcast を聞く
育児、家事中でも耳は自由です。オープンイヤーイヤホンを使って子どもの声が聞こえる状態にして Podcast を聞いていました。
これまで読んでこなかった領域の本を読む
子どもが寝ているスキマに読書はぴったりでした。時間がある分、読んでこなかったけど気になっていた本を読む時間にあてられました。
日記を書く
物理日記を書きはじめました。日々、目標のふりかえりや、日常の中の気づきや考えたこと、その日の幸せをかみしめる時間になります。
朝ジムに行く
これまでは仕事おわりにジムに行っていましたが、育休明けの生活を考えると夜はお風呂入れるなど時間がとりづらいと考えて朝のうちにジムに行くようにしてみました。
その他にも個人的に積んでいたタスクを消化できました。
育児をはじめて自分の時間が取れないのでは?という不安もありましたが自分のことにも向きあえたのはこの育休があったおかげです。
チーム目線でも良い経験になる
私も育休取得する前はすこしためらいもありました。まだまだ入社して1年未満だし、事業も面白いタイミングだし、開発チームも少人数だしという気持です。
ですが、社内のメンバーはみんな「育休いつとるの?」と聞いてきて育休取得してあたりまえといった具合でした。
2ヶ月間の育休に入る前の月が4半期の最初の月で毎クォータ実施している「期待合わせ会 ※」がありました。育休にはいるためらいみたいな話をした時にチームメンバーから「育休になってもうまく回るチームは、少々のことではへこたれない強さにつながる」「確変チャンス」「今後事業おもしろくなる一方だから」など言ってもらえたのは心強かったです。(そして「確変チャンス」Slack Emoji がうまれた。)
実際、育休前に自分担当していたプロジェクトに関してはペアプロ、ペアワークを活用したり、都度情報共有したり、ドキュメントにまとめたりと知見が私のみに依存しないようにしていました。(元々ナレッジシェアはかなりできているチームですが!)
私は現状特別な役割をもっているわけではないですが、もし、抜けるとヤバイ!となるような役割をもっている人でもあえて長期間の休みを選択することにより、個への依存がチームでカバーされよりチームが強くなります。
復帰前後のはなし
弊社内には今年育休取得したパパさんが既に2人もおり、子育てのことや育休での話しを聞いて準備ができました。電動の鼻水吸引器は絶対にあったほうが良いとか、地域の子育て支援拠点とか行くと息抜きになるよとか、Slack は通知切っておけなどなど。
また、前述のとおり、自分が持っていたタスクに関連することで他のチームメンバーが困らないように日々共有したりドキュメントに残すなど属人化しないための動きは気をつけていました。
復帰直後はオンボーディング的に細かいタスクをやりつつ、開発チーム内では育休中のリリースの情報や会議体のアップデート情報など共有してもらったり、カスタマーサクセスメンバーからはお客さまの状況のアップデートや目標に対しての進捗などを教えてもらいキャッチアップしました。(チームメンバーに感謝!)
現在、復帰して2ヶ月ですが、復帰後スムーズに開発に入れて、直近では大きめの機能開発のプロジェクトに加わり無事リリースを迎えられ、日々楽しくプロダクト開発ができています。
おわりに
今年は子が誕生し、育休取得もさせてもらい私の人生にとって大切な1年となりました。
育休中には妻からこんな風なことも言ってもらえました。
実際、子が誕生してからいろいろあり、入院が長びいたり、通院が必要になるなかで柔軟に育休に入るタイミングの調整や休みの取得をさせてもらいました。Care for Leaners の制度やチームメンバーの理解あってこそで、大変感謝しています。
家族が増え、今後も長くプロダクト開発をやっていくためには家族の支えも大事になってきます。家族にしっかり向きあえる時間を貰えて今ではオフィスに行ったり、勉強会の現地参加したりする時にも快く送りだしてくれます(もちろん逆もしかりです)。
妻も言ってくれているように弊社では先輩パパさんも多く周りからの理解もあって良い時間を過すことができました。
是非、社内で育休取得検討されているかたがいたら背中をおしてあげてほしいですし、まだまだ社内で育休取得の前例がない、という場合でも率先して育休取得してほしいと思います。
追伸
公開前に妻にもこの記事を読んでもらって、「協力できてるからこそ育児楽しい」という話ができました。言語化だいじ。
本記事は Leaner Technologies Advent Calendar 2023 2日目でした。明日は 黒曜(@kokuyouwind) さんです!おたのしみに!
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