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”毒”の正体

713回目です。φです。

ちょっと前にとんでもない感じの日々を綴りましたが、悪化中です。悪化ってさらに悪化するんだぁ、へぇ。なんていっそ清々しい気持ちで思ってしまう。

私が食事の席が嫌いな理由につながること。ちょっとばかり、書いていこうかと思う。

食事の席が嫌いでした。どちらかと言えば、”食事の時間が嫌い”の方があっているのでしょうか。どう定義すればいいのだろう。

食事の時、必ずと言っていい程誰かの悪口を母親が言っていた。祖母もそうだった。あと噂話。加えて、遠回しに言うと”品のない”会話。不適切だよね食事中に、というようなもの。

それがすごく嫌で、基本的には黙っていた。人の悪口を言う声って、すごく響くんですよね。感覚過敏のものなのか、別のものか。私は正直野生動物チックな部分があるから、そこら辺も反応したのかもしれない。声に色を付けるのなら、毒々しい赤とか黒みたいな。

年々その悪口は増えていって、ひどくなって。食事の時間は、家族との食事は、どこでも私は嫌いになった。外食したらしたで「不味い」「味が濃い」「自分で作った方がまし」などの不平不満ばかりだったから。

私がひとりで旅行に行った先で食べた食事程、心から満足できたものってないなぁ。家族間で楽しい会話がある食卓が、こんなに味を変えるんだなぁって思った。食べながら少々涙ぐんだ。耳を押さえなくてもいい食卓ってあるんだ、って。

まぁ私が学生生活を送っている際も、友人とはそれなりに楽しかったのだけども。結構悪い方向での噂が好きな子がいたり、色々…色々あったなぁ…楽しいときはあったけどね。

まぁ話は戻って、現代。

親の食事のマナーがあまりにもアレなので、私は時間をずらしている。咀嚼音とかひどすぎるし、食べながらしゃべるし、マナー講師がいたら発狂ものだと思う。聴覚過敏にとっては耐えがたい、というかミソフォノイアの私には死にかける状況。暴れないだけ私はえらいと思う(笑)

私が食べていると、その時間に現れて文句を言いたいだけ言う。最近では「鬱陶しい!」「うざいったらありゃしない!」「意味分かんない!」の連発で。自分がストレスをためる原因となったことを、すべて言い切らないと気が済まないらしい。

まぁそのストレス源に対して、「人に言いたいことばっかり言ってあり得ない、自分の子供だから聞かないといけないとか意味分からないことばかり言って!」と言っているのですけどね、母親。これぞブーメラン、な具合。

自分がやられて嫌なことを、そっくりそのまま自分の子ども…と言いたくないけど私に言ってくる辺り、嫌なサイクルだなぁ、と思う。こうやって伝染していくんだろうなぁ、悪い循環って。

以前、あまりにも嫌で言ったことがある。「食事中にその話題はしないで」系の。すると「そんなこと言うのあの人(私の祖母ね、認めたくないけど)みたい!」「いちいちそんなこと気にしてたら何話すの」と、まぁ別のことでの悪口…いや私への悪口が始まり。単に矛先が変わっただけで終わった、という実に愉快な結果になった。わぉ愉快。

一生文句言って生きるんだろうなぁ、この人。と、思う。私はそう割り切りながらも、やっぱりどこかでダメージを受けているようで。「あれやろう、これもやろう」と思っていたことに着手できないくらいに気がめいっていたりもする。まぁ滅入るよね、2時間ぶっ通しで大声で悪口聴かされているのだから。

毒親。この言葉は実にうまく作られていると思う。じわじわと侵食していて、毒という表現は適切だ。私はそう思う。

「毒回ったなら血を抜けばいいじゃない、ええい抜いてやるぞこのやろー!」と思っている私もいるし、「毒は血清でなんとかなる!血清って馬の血液からできてるんだった!馬だー!!!」と思う私もいる。負けるわけにはいかないんだよね、私の人生だもの。

”絶対に親に連絡がいかない、親に悩まされる人のためのメンタルケアのサービス”ってないかな。ケアだけじゃなくて、どちらかと言えば解決してほしいしシェルターほしいけど。なんでも親だの親族だの、って言うのが、どうしても不利に働くもの。

メンタル削れたなぁ。いやいや削れてる暇ないわ私、よし頑張ろう。そんなノリで、本日も私は生きていきます。

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