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”ブーメラン”という現象

761回目です。φです。

ものすごーくメンタルによろしくない日々を過ごしています。メンタルに良くないなぁと思いながらも、影響を受けないようにしようとできている分、私もどうやら学習した模様(笑)

ここ数日で改めて感じた「自分が不満を抱くことは自分のことに近い」ということについて、少々考えていこうと思う。


これは母親の話。
あの人は自分が一番大事なんだ、
自分には何かをしてあげても恩が戻ってこない、
文句ばっかりあの人は言うんだ、
あの人は少しも前向きに考えもしないで、
あの人は少しも進歩しない、
あの人は自分が一番可哀そうだと思ってる、
あの人は昔のことばかり掘り返す。

まぁ毎日繰り返されるフレーズを半分以下で述べても、こんな具合。余談だけど、”あの人”は複数人です。つまりこの言葉はその人数に応じて増えるということ。わぁ。

昔のことを繰り返す、と言いながら、昔のことを私に文句言ったり。ちなみに私はその時代には生きていない。生まれてもいないし。

恩が返ってこない、戻ってこない、別に返してほしいわけでもないけど。なかなか矛盾に溢れた言葉を繰り返していたり。

文句言ってもしょうがないのに、と怒鳴るのが基本的な終わりのフレーズだったりする。さて、私が今まで聴かされていたのはなんだったんだろうなぁ、と思ったり。

人は人を見るとき、自分を鏡にしているとも言われる。人の嫌なところは自分が嫌だと心の奥では思っていることだったり、治したいと思っているところだったり。

だから、誰かへ他人のことを書くことで一番見えてくるのは、自分の欠点だということでもある。色々と文句を言われる中で私はそれを正直確信したし、心理学でもなんかで言ってたなぁ、みたいな。

そういう現象を”ブーメラン”と言うこともある。誰かに自分が持つ不満を伝えた結果、それはすべて自分に跳ね返ってくるよ、という意味。ブーメランが返ってきたことを認識できるかできないかは、自分自身の理解力などによるのだろうけれども。

したがって、私も現在これを書きながら「自分にもあるんだろうなぁこういうところ」と思っては少々溜息をつきたくなる。まぁ自分が嫌なやつだとはある程度理解しているし、戒めとしようじゃないか、と思っていたり。…そう書くことで納得させているんだろうなぁ自分を。なんともせこい(笑)

別にすっごく嫌い!というわけではない気がしないこともない、けどね。わぁまどろっこしい。つまり、好き嫌い関係なく、自分はオブサーバー(観察者)として見ていて。好きか嫌いか、と言われると嫌いなのだろうけれど、もはや観察対象として認識していているのかもしれない。

この人は〇〇な傾向があるなぁ。××って言っている点とは矛盾しているなぁ。結局は何をどうしたくて何度も言っているのかなぁ。

そんな具合の疑問をかるーく抱きながら見ている感じかもしれない。感情が沸き上がるということもあまりなく。無音がいいなぁと溜息つく程度(笑)

人に対して気になる点があるとき。それは自分のことかもしれない、と思ってみる。そうすると相手に拒絶反応出て嫌な思いをすることなく反面教師にすることだってできるし、自分を高める術にもなる。より望ましい自分に慣れる方がいいじゃない?

私は人に対して、忘れていることがたくさんあると思う。そうなると、「自分のことにも興味がないのかな」と思うこともある。それもまた自己理解を深めるようで面白いものです。

さて、連日の怒鳴り声の嵐に半年以上の壮大な旅の準備をしたい私ですが、本日もコソコソと将来への下準備を進めていくこととします。

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