成長を促す最も効果が高い方法
皆さんは、目標って「必達」できていますか?
必達できているとすれば、それは素晴らしいことだと思うし、達成に向けてきっちり動けている証拠だと思います。
ぜひ、そのまま続けて欲しいです。
でも、目標によっては、必ずしも100%自分ひとりでコントロールできない要素も含まれるので、達成できないことだってあると思うんです。
そんな時に貴重なのは、慰めでも、愛のない説教でも、的確なアドバイスでもなく、フィードバックだと思います。
僕は依然、自分としては頑張っているつもりなのだけど、成果・実力として表れないことに悩んでいたことがあります。
そんなとき、お恥ずかしい話ですが、会社の社長から「給料分の働きができてないね」とフィードバックをもらいました。
それくらい、仕事が上手くいってなくて、客観的に見てもそれはわかったからなのでしょう。
コーチングを学んでいたとはいえ、そのフィードバックをもらった時は、「どうしよう…」という焦り・不安でいっぱいになったことを今でもよく覚えています。
しかし、信頼関係が社長とは築けていましたし、「こいつならこれくらい言っても大丈夫」という確信をもって伝えてくれていたのもわかりました。期待があるから厳しく言うのだと。
このことがあってから、とにかく自分の課題という課題、課題に対するアクションというアクションを紙に書きまくり、アクションリストも作って実行しまくりました。
ちなみに、紙に書いた数は1年でA4用紙1万枚ほどになってました。
はたから見るとまあ非効率極まりないかもしれないのですが、あのフィードバックがあったから意識と行動が変わったのは確実です。
あの一言は、他人からのアドバイスや慰めの言葉なんかよりも、100万倍も協力で、自分を支え、奮い立たせるものでしたから。
自分の頭で、対策という対策も考えたわけですしね。
ただ、フィードバックってもらいたいものですが、積極的にもらいたいものでもないっていう、矛盾をはらんだものだとも思うんですよね。
だって嫌じゃないですか、成長につながるとはいえ、ショックを受けるようなこと言われるのって。
でも欲しいみたいな。
だからこそ、フィードバックには覚悟が試されるし、正直、逃げようと思えばいくらでも逃げられるんです。
そして、それが一概に悪いとも限らないわけです。
結局は、自分がその言葉をどう捉え、自分をどう変えていくための糧にするのかにすぎません。
その時の心の状態にもよりますが、いずれにしても、「自分が何のためにここにいて、どうなりたいのか」という覚悟は試されていると思うんです。
その覚悟が決まっているのであれば、「積極的にフィードバックは受けてほしい」というのが、ぼくのリクエストです。
とはいえ、コーチング学んでなかったら、この言葉をフィードバックとも受け取れず、辞めていたかもしれないな…
と今でも思います。
それこそ、どうとでも捉えることは可能ですしね。
会社の同僚には、2年くらいこのフィードバックを受けたことは黙ってて、「まあ時効ですよね?」って社長と話してある飲み会の場でカミングアウトしました。
そうしたら、一様に「自分なら辞めてる」という反応でしたから、割と特殊なのかもしれないです。
繰り返しますが、これは別にぼくが偉いとかそういう話ではなく、捉え方の問題だという話。
そして、結果として、僕はこの手の厳しい言葉には耐性があり、エネルギーに変換して成長につなげることができた。
つまり、フィードバックは偉大だった…という結論に至るのです。
これを読んでくれているあなたもぜひ、厳しいなと感じる意見を「フィードバック」と一度捉えてみてください。
意識、行動になにか変化があるかもしれません。
P・S
コーチングを学ぶと、フィードバックに対する考え方・捉え方を変え、エネルギー変換ができるようになります。
効果は今書いた通りです。
ぜひ一緒にコーチングを学びませんか?
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